天使と悪魔の戦い!
私がベットに入ってウトウトしていると......?
『AM12:00』 の時計の針が指した時に?
何処からともなく、私の横を風が通り過ぎたと同時にあなたは
現れた。『天使だ!』
真っ白な妖精のように、肩から大きな翼が生えている。
そして彼は私に言った。
わたしの名はムルイ!
この世を巻き込む大きな戦争がこれから起きる事になる!?
それを止める事ができるのは 『救世主』 だ。
そしてようやく見つけ出した。お前がその 『救世主』 なのだ!
『私が......?』
『そうだ、急ごう! もうじきここに悪魔たちがやって来る! グロットル
もここに来る!』
『グロットル?』
『魔界の大ボスだ! グロットルが魔界を仕切っている。』
『でも? 何故私が【救世主】なの?』
『話は後だ、急がないともう来る!』
そう言うと......? 私を包み込むように抱きしめて羽と共に一瞬で移動した。
『ここは......?』
『天界だ! そして天界のボスがカリロット! 今からお前を会わせる!』
『えぇ!? 大丈夫なの?』
『もちろんだ! お前をむかえに行かせたのもカリロットの命令だからな!』
『そうなの?』
『あぁ~』
そして、途轍もなく大きな扉の先に、カリロットが座っていた。
想像以上にデカい。
巨人族のようにデカい人だった。
『よく来たな~ 救世主よ!』
『どういう事ですか? 何故私が救世主なのですか?』
『お前は、代々【天界と魔界】をまとめる血を引くモノなのだぞ~!
お前は、何も聞いておらんのか?』
『いえ、おばあ様から私が小さい時に、おとぎ話として聞いていました。』
『おうおう、それは本当の話だ!』
『まさか!? そんな?』
『お前は、その時に【呪文】を聞いているはずだ!』
『呪文? 何ですかそれは......?』
『済まない! もう時間が来たようだ! そこまで悪魔たちがやってきている!』
『そんな? どうしたらいいんですか?』
『呪文を思い出せ~ そうしたら? 戦いが終わる!』
『......』
◆
そしてとうとう、『天使と悪魔』 の戦いが始まりました。
毎日毎日、戦いは終わりません。
それは、地上でも影響を受けています。
自然現象が起きたり、隕石が地球に降り注いでいます。
天界では、3日経ちましたが地上では2年経っています。
この戦いを終わらせることが出来るのは彼女しかいません!
でも、呪文を思い出すことができません。
天界では、殺し殺されバタバタと倒れていきます。
地上でも、あちこちの国々に災難なことが......!?
そしてとうとう、彼女は【呪文】を思い出しました。
そしてその呪文を唱えました。
『キタクト ライキョック マイマイ ドラドラ グロードントム!』
そうすると......?
一瞬に時が止まり、時間が巻き戻されました。
最後に、天使のムルイが私に言いました。
『ありがとう。やっぱりお前は救世主だった。』
そう言うと......?
時間はあの時の時間に戻り、私はベットの中でウトウトしていた。
私は何か忘れている事があるんじゃないかと思ったが何も覚えていない。
とってもとっても大切なことを忘れて......。
そう思っていると? そのまま眠ってしまいました。
もう、何もかも朝になると忘れていた。
そして、何時もの朝がやってきた。
最後までお読みいただきありがとうございました。