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異世界で現代兵器ラクライフ?   作者: 黄昏マヨネーズ
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異世界で現代兵器ラクライフ? 2話

異世界で現代兵器ラクライフ?の2話です。

1話というか異世界で現代兵器ラクライフ?を見てから見ると面白い思います。

道を通る人に話しかけるとその女性は言った。

「ギルドでしたらあの教会を右に曲がった道沿いにありますよ。ところで旅人さんは冒険者になるの?」

うーんこの世界では魔物を倒す人を冒険者というらしい。

「はい。そうです。魔法を使える職に就きたいのですが・・・ありますよね」

流石に心配性すぎるか?と思ったがそんなことはないようだ

「ありますよ。ウィザードやアークウィザードと呼ばれる職です。ところで旅人さん、お名前は?」

名前か・・・

「斎藤 明日太です」

女性は不思議な表情でこう言った。

「文字はどう描くんですか?」

メモ帳を渡され書かされる」

 斎藤 明日太 

そう書いたその時だ。

「下の名前に漢字を使うのはこの国のルール違反ですよ?知らなかったんですか?なんなら今名前変えたらどうです?誰にも言いませんし」

マジかよ。誰だよそのルール決めたやつ・・・。まあ異世界来たしこの際名前変えてもいいかな。

「んじゃあ・・・・・・ナガトでいいかなぁ」

日本の戦艦から名前をもらってなんだか生まれ変わった気分だ。女性は・・・

「いい名前ですね。ギルドまで案内しましょうか?」

・・・知らない町で迷子はやばいしそうしようかな?

「お願い・・・します」

そう言うと女性は無言で手をひっぱり駆け出した。





ギルド内にてさっきの女性と別れテーブルで休んでいる時なぜか声が聞こえた。

「明日・・・ナガトさん一つ言い忘れましたがあなたの能力一応銃以外も現代兵器召喚できるんですよ。戦闘機に戦艦あとそれに必要な燃料まで」

ミツハからの声だった。

「あの・・・神様は一人だけにチート能力与えてますけど上の人から怒られないんですか?」

ごもっともな質問に対して返ってきた答えは・・・

「いいのよー。世の中にはね便利な言葉があってね?ばれなきゃ犯罪じゃなって何するんですか先輩・・・えっっやめて。やめろってんだろおい。・・・痛いじゃないの。ってもう一発はやめてくださいお願いしますなんでもしますからぁ」

・・・あの女神さま大丈夫なんだろうか。





30分後


「あんたのせいで私もこの世界に転生させられたんだけどどうしてくれんの?幸い女神の力とか残ってるからいいけど。責任とれよナガトォ」

なんだこの女神態度と声がめっちゃ変わったぞおい。

「あのこれあなたが悪いんですよ?」

すると恐ろしい声で

「は?何言ってんの?人間の声とか聞こえないいわよHAHAHA、とりま魔王殺して新しい魔王になってあんたを殺すわ。でも抵抗しないとつまんないし能力は消さないでおいてあげるわー。私やさすぃー」

・・・とんでもないことになった。RPGで女神が魔王になるとか聞いたことねえよ。しかも女神から魔王になるもなにもお前もう魔王だろ。と思いながら

「ええっと魔王殺して俺狙うとかやめてくれません?死にます。やめてください。やめろよ。やめてくださいよ。」

女神もとい魔王は

「もう魔王になったしお前との通信もそろそろできなくなるけど、さっきの態度は何なんですかねえ。」

早いよ。魔王殺すの早いよ。

「・・・やめてくださいおねがいしますなんでもしますから」

すかさず魔王は

「ん?今何でもするって?んじゃ死ねぇ。」

そう来たか。

「すんません無理でした。まあ殺されないようにがんばりますね。んじゃさようなら。通信できなくなるんだし言っときますね。このくそ女神が。堕天使よりタチ悪いんだよ、というか魔王だったごめんねー」

怒りが爆発し言ってしまったが悔いはない。

「逆鱗に触れたな。これから1時間後にその町『ケイローン』に魔物を大量に送ってあげるわね」

最後だけかわいく言われても困るがもう通信できなさそうだ。

これらのことがすべて脳内で行われていたことに我ながらやばいと思う。

急がないとこの町が危ない。

とりま冒険者登録しよう。

受付に並び待つこと5分

カウンターの女性が

「冒険者登録ですね。この水晶に触れてください」

言われるがままに水晶に手を触れる。すると水晶が紫に...。

「すごいですね。今パラメータを計りこの『ステータスカード』に記録しましたが魔力がとても多いです。これならアークウィザードなどの上級職につけますがどうなさいますか?」

おおまじか。これは普通に俺の持っていた生まれつきの魔力が高かったらしいな。

「んじゃあアークウィザードで。ところでそのステータスカードてなんです?」

質問に答えるカウンターの女性

「それはステータスつまりスキルポイントや経験値と呼ばれる魔物等を討伐すると手に入るポイントや経験値を一定まで貯めるとレベルアップという現象が起こりパラメータが上がるときにそれを勝手に記録してくれる魔道具です。そのカードからスキル習得なども可能です。」

長い説明を聞きカードを貰いテーブルへ。スキルポイントの欄に5と記載されていたのでなんか魔法おぼえられんのかなと取得可能・習得済みスキルの欄を見ると緑に光っている文字が・・・。フレイムとブリザードなどの魔法のような名前が・・・。なんとなく触れると今度は習得という欄がオレンジに点滅。

点滅しているところにふれるとブリザードの文字がオレンジになりその1秒後脳を電流のようなもので刺激された気がした。

なんとなく使い方が脳に浮かび唱える。

「『ブリザード』」

すると頭上にたくさんの氷の槍が。そして針を思い浮かべると針になった。相当大きかったのでギルドの人に注意されたが分かったことがある。

この魔法は、好きな形に氷を生み出し飛ばして攻撃するものだ。しかもこの魔法の氷は溶けないし割れなかった。つまり氷の属性をもったなにかを作るものだ。

すげえな異世界と思っていると冒険者がギルドに帰ってきてこう叫ぶ

「魔物の大群が町に接近。冒険者の数が足りない。誰か手の空いてるやつは来てくれ」

もう来たか。俺も行こうかな。

「俺行けます。職業はアークウィザードです。」

その冒険者は不満な顔をして言った。

「その装備で大丈夫か?」

見てみると制服のままではないか。

「すこし待ってください」

装備着替え室でこう唱える

「防弾チョッキとACPのCUPを召喚」

すると防弾チョッキとアメリカ軍の迷彩服一式が。

防具は解決。あとは武器だな。

「M107と弾薬 .50BMGをM107対応マガジン10個召喚」

すると狙撃銃M107アンチ・マテリアル・ライフル とマガジンが召喚される。

マガジンを服の収納やポーチにいれて・・・装備完了。

重いな。銃は覚悟していた12,900gある銃だし。だが防弾チョッキとマガジンが重い。

マガジン一個は10+1という銃弾が入っているが10個はきついな。

だがなんとか走れる。

さっきの冒険者のところへ向かうと

「見たことない武器と防具だな。お前の国のものか?この町は始まりの町と呼ばれていていろんなところから冒険者が来るからな」

なるほど初期の町ってことか。

「ええそうですよ。この武器はとても遠いところに攻撃できます」

相手の冒険者は笑顔で

「なら頼むぜ。近づいてくる前になるべく倒してくれ。はやく行くぞ。遠距離武器ならヤグラから攻撃してくれ」

ええ?ヤグラで伏せ射ちは無理だろう。

「壁から撃ちます。僕の武器弓の何十倍も飛ぶので」

相手の冒険者やいない間に集まっていた冒険者が驚きの顔で

すごいだのなんだの言ってくるが冒険者に言われた方向に行き町を囲む高い壁に上る階段を上る。

「距離は1Kmってとこだろう。ゆっくり歩いてきてる。攻撃を開始します」

周りの冒険者は

「無理だよ。1Km離れてるんだぞ。俺は先に行かせてもらう」

走り出した。なんのスキルかわからないがとてもはやい。このままだと1分で魔物と戦える間合いに行ってしまう。数100以上のでかい狼やゾンビみたいなのが見えるが無理だろう。

無意識に声が出た

「あの馬鹿」

マガジンを入れセーフティーを解除、ニ脚を立てる。伏せてスコープを覗く。さっきの冒険者に襲い掛かろうと走っている狼をスコープで確認。冒険者とはあと100メートルってとこか。

人が傷つく前に狼を狙おう。

風が左に吹いている。少しだけ狼の頭から右にずらし息を止め。

ドンッ

大きい音と銃口からのマズルフラッシュと同時に恐ろしい反動が手に伝わる。

がなんとか耐えスコープを覗くと見事狼の頭にヘッドショット。

「ヒット」そう下の冒険者に言うと

「すげえ」

一人突っ込んでいったやつをスコープで覗くとこちらを見て驚いている。

その後もこのセミオートの対物ライフルは火を噴き続けた。

敵の数あと2体

俺のポーチには追加召喚したマガジン2個がある。

2体・・・いや豚を巨人にしたような魔物が出てきた。通ったところが燃えていく。それどころか剣まで燃えているではないか。

「焼き豚になんねえのかよあのデカブツ」

下から一部の後衛職が言っているのが聞こえる。

前衛職は、さっきまで狼やゾンビを倒していたが豚の二足歩行巨人に踏みつけられたり薙ぎ払われたりあるいは...逃げ出すものまで。

こちらに走ってくる。

とにかく撃つ。

...効かない。すべて痛そうにもせずに逆に速くなっている。

燃えてる剣・・・火属性の剣...もしかしたら

「『ブリザード』ッ」

この銃の銃弾とマガジン一つを思い浮かべ氷のマガジンを作る。

自分に飛ばしキャッチ。

装填。

頭を狙い。

撃つ。

「エイッ」

氷の弾丸が美しい音を奏でとんだ。頭に命中し豚巨人はひるむ。

すかさずもう一発。

これを5回繰り返すと豚巨人は倒れた。

狼2匹は豚巨人に踏まれ死亡したので勝利だ。

20人いた冒険者は12人になっていた。




ギルドには冒険者用の部屋がある

そこで今日のことを振り返る。

冒険者初めてすぐ中ボスクラスってどうにかしてんだろ。改めて思う。

でもこれまだチュートリアルなんだろうなあ。

さてどうだったでしょう。

黄昏マヨネーズもといアスタリスクの小説は。

名前変えたりとか銃使ったり女神が魔王になったり話がめちゃくちゃですね。

でもこれはナガト君のお話のまだチュートリアル。

銃の描写はがんばったつもりですが銃火器ファンに怒られそうです。

では3話でまた会いましょう。

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