↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Reincarnation Online - リンカーネーション・オンライン -   作者: とどのつまり
第2章 胎動、そして蠢く悪意を薙ぎ払いて……。
93/123

log in - 93 ご招待……は、人だけにしてくれ。






「おぉおおおおおぉぉぉぉぉ~~~~~っ!?」



 絶賛大興奮の女皇。



「…………………………」



 裏腹に、メーテルといえば……うん、確かに驚いてはいるみたいだな。

 ただでさえ“パッチリ”と大きな真ん丸おめめを、更に“パチクリ”と見開いている。



「な、何だ……何なのだ、ここは!?」



「凄い……としか、言葉が見つかりませんね……」



 まあ、ファンタジーはファンタジー(F)でも、頭にS(スペース)がつきそうな成分が多分に含まれているからなぁ……。



「もしや、これは『外なる遺跡(アナザールーインズ)』では……?」



「うん? 『外なる遺跡』……?」



「はい、滅んだ世界から流れ着く遺物のことをそう呼んでいるのです」



 ほう? そんなものもあるのか。



「むう? しかし……この施設、確かに妾出も持て余しようだのう……」



「師匠でもですかい!?」



「うむ! と、いうか、属性強化は分かるが、な? 属性……圧縮? 何だそれは……?」



 あ~、それな?

 例えば、火の属性金属作る時とか、属性強化だと何処までいっても高品質(火属性・極とか)の火属性金属にしかならないんだが。これが属性圧縮だと、金属性の火? みたいな感じになるんだよ。所謂、火の晶鉱(ファイアクレスト)……みたいな?

 もっとも、生半可な技量だと圧縮途中で崩壊するし。よしんば形になったとしても、ちょっとした衝撃で爆散する危険物ができるんだがな!

 まあ、それはそれで使い道がありそうなのだが……。



「むむぅ……ここでならば、行き詰っておる『アレ』の開発が進められるかのう……?」



 ……アレ?



「確かに、可能……かも、しれませんね……」



「師匠? それって、神話の時代からほぼ開発が停滞しているっていう……『アレ』、ですかい?」



 ……って、永いな!? いや、寧ろ中止になっていない事実にこそ驚きだよ!!



「時に、アギトさん?」



「はい、何でしょう、メーテルさん……」



 怖っ!? 圧が! もの凄い圧がっ!! その小さな背中の後ろから“ゴゴゴゴゴゴゴゴ……”ときてるから!!

 と、いうか!? 実際に“ゴゴゴゴゴゴゴゴ……”と音響文字が背後に浮かんでいるから!! って、芸が細かいな、おい!?



「ご相談があるのですが」



 はい! オールOK、無問題(モーマンタイ)!!

 うん、拒否なんてできませんもの……orz


 そうして施設の片隅で、ほぼお蔵入りと化していた『アレ』とやらの開発が再開されるのであった。

 因みに『アレ』なのだが……誰だ、ファンタジーな世界にロのつく兵器を持ち込んだのは!? 

 え? お前が言うなって? いや、確かに俺も人のことは言えないが……。

 それに、ゴーレムとか突き詰めていくとまんまだしな。特に自動人形(オートマトン)なんか?

 『アレ』も実際にはファンタジー的な技術をS(超越)した行きつく先……てな感じだし?

 だが、そのコンセプトが間違いなくロのつく兵器であることは、彼奴ら(巫女達)の関与からして疑いようはないだろうがな!!


 後にメーテルは語る。



「いえね? 場所を取られて仕方がなかったんですよ、『アレ』」



 さいですか……。




お読みいただきありがとうございます。

できましたら、ブックマーク、評価等していただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。