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Reincarnation Online - リンカーネーション・オンライン -   作者: とどのつまり
第1章 惹起、そして廻る因果と邂逅と……。
43/123

log in - 43 混沌の果てにて……。






「……むう?」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アギト


[種族]ゴブリン(妖精)Lv-60♔


[称号]

〈※天元突破〉〈※おっぱい星人〉〈※家妖精(アレルフィーナ)の情愛〉〈※神秘の匠〉

〈類無き存在〉〈唯一なる存在〉〈剣舞士〉〈閃剣士〉〈戦弓士〉

〈閃弓士〉〈暗殺者〉〈破壊者〉〈一騎当千〉〈殺撃無双〉

〈殲滅者〉〈魔弾の射手〉〈ジャイアントキリング・真〉〈アヴェンジスレイヤー〉〈ゴブリンスレイヤー〉

〈狩守〉〈スカサハの忠誠〉〈友誼ランスロリエ〉〈それをするなんてとんでもない by神一同〉〈理の共有者〉

〈魔躁技師〉〈気躁技師〉〈双鎚乱舞〉〈千手の鍛鎚〉〈(23)〉



[満腹度]100%


VP - 100%(12940/12940)

SP - 7764/7764

MP - 2588 - 10352/10352

STR - 645(6455)

VIT - 861(4305 - 8610)

MAG - 645(4302 - 6453)

AGI - 5162(25812 - 51624)

DEX - 946(9462)

MND - 645(4302 - 6453)

LUK - 4741

TEC - 4422


EP - 3250



[種族特性]

【★覚醒進化】【★祝福】【★暴食 Lv-46】


[スキル]

【※天衣無縫 Lv-5】【※大気の理(ルート・エア) Lv-17】【※真魂化具鎚 Lv-53】

【暗殺 Lv-32】【応撃 Lv-41】【二刀流 Lv-26】【魔術 Lv-81】【光属性 Lv-59】

【時空属性 Lv-60】【多重詠唱 Lv-22】【気力支配 Lv-18】【魔力支配 Lv-32】【無詠唱 Lv-58】

【釣り Lv-18】【罠 Lv-14】【AGI強化 Lv-38】【DEX強化 Lv-73】【疾走 Lv-69】

【★城塞の外装(フォートレススキン) Lv-26】【不屈 Lv-64】【催淫無効】【全耐性 Lv-71】【即死無効】

【マジックハンド Lv-68】 【息吹き Lv-54】【隠密 Lv-56】【危険察知 Lv-78】 【危機回避 Lv-65】

【再生 Lv-61】【思考加速 Lv-72】【探知 Lv-56】【福音 Lv-47】【従魔 Lv-44】

【調教 Lv-42】【★千技の繰り手 Lv-111】【★真繰生産 Lv-53】【★真眼 Lv-88】【★仙丹 Lv-3】

【★鬼哭鳴動】【★魔動蒐集(エクスキャプチャー) Lv-20】【咆哮(ターヴュンハウル) Lv-1】【(18)】


[スキル控え]

【剣 Lv-83】【弓 Lv-60】【投擲 Lv-44】

【☆閃弓 Lv-49】【☆剣舞 Lv-76】【☆オリジン Lv-44】【☆殺撃 Lv-72】【☆殲撃 Lv-65】

【☆乳揉み Lv-1】【☆ファイナルストライク Lv-1】【☆魔弾 Lv-36】【☆因果応報 Lv-24】【☆起死回生 Lv-18】

【☆天覇 Lv-22】【☆万夫不当 Lv-54】【☆サモン・メイデン】【☆メビウス Lv-44】【☆ 共存共栄 Lv-12】

【☆主従の絆 Lv-30】【☆言語理解(蜥蜴人)】【☆頂の座・匠 Lv-33】



[称号控え]



[EXアーツ]

〖<魔法(下級)>エアバレット LV12〗〖<魔法(王級)>エアブラスト LV6〗



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 この王冠印は、所謂レベルキャップというやつか……?

 ううぅむ、ハイゴブリン(オーレル)がいる以上、そこには至れるはずなのだが……自動進化じゃなかったのか?

 俺は、足元で“コロコロ、コロリン”と転がり回っているヴァイオレットに目を向ける。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ヴァイオレット


[種族]ブラストボア・ハイパピー Lv-8 ※盟約


[称号]

〈※アギトの従魔〉〈娯楽神の加護〉〈ウリ坊〉



[満腹度]100%


VP  - 100%(1895/1895)

SP  - 985

MP  - 625 - 1250

STR - 983

VIT - 836 - 1672

MAG - 929

AGI - 1063 - 2126

DEX - 858

MND - 831

LUK - 856

TEC - 285



[種族特性]

【空間圧縮 Lv-14】


[スキル]

【※大気の理(ルート・エア) Lv-17】

【突進 Lv-25】【魔力操作 Lv-18】【射撃 Lv-15】【痛撃 Lv-17】【★城塞の外装(フォートレススキン) Lv-26】

【★魔動蒐集(エクスキャプチャー) Lv-20】【催淫無効】【全耐性 Lv-71】【即死無効】【☆騎獣 Lv-1】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 そう、ヴァイオレット……そしてスカサハもだが、自動で進化したからてっきり自分も、と思っていたのだが……。


 因みに、進化してもパピーなのかよっ!? というツッコミはスルーさせて頂く。何故ならば……既に俺自身がツッコミを入れた後だからだ!!

 ついでに、俺のステータスに見慣れない称号やらスキルやらが生えているが……全て鍛冶ではっちゃけた黒歴史的産物である。そして、驚異的な上昇を見せているTECもまた……以下同文、である……orz

 それにしても……称号スキルも、統合ってされるのね……。【☆メビウス】のLVが上がった影響で空きスロットも統合されるし……。一体俺は……何処に行こうというのだろうか……?



「如何したんですか、アギトさ、さん?」



「ん? ああ、ミュレット。それがな……」



 恐らくは「様」と口走りそうになったのであろうことを“サラリ”とスルーし。俺は彼女に、種族レベルが上限に達したことを告げる。

 すると、思いもよらない返答が返ってきた。



「ああ、それはですね? 神々によって制限されているからですよ」



「……はい?」



 聞けば。進化とはかつて邪神の手によって世界の理(システム)に見込まれたもので、瘴気による種の変質(魔物化)を解析。それを応用し、制御することで種としての位階を上げているのだとか。

 只、完全に野放し(自動)だと変異進化……他種族変異(ノストラダムス)等を起こす可能性がある為、人種(ヒュムノス)に関しては神々が制限をかけているらしく、しかるべき手続き(導き)をへて進化に至ることが出来るのだそうだ。

 魔物や亜人種(デミヒュムノス)が進化の過程で派生進化(亜種)類系進化(近隣種)、時には全く異なる種に進化することがあるのはこの制限がない為だからなのだとか。

 因みに、人種と亜人種の区別は、この神々の保護? が有るか無いかなのだとか……。

 亜人種に当たるスカサハには神関連の称号があるが、これはあくまで個人として興味? が持たれているということなのだろう。


 俺に説明出来ることが、余程うれしいのであろう。何処か得意げに進化について語るミュレットの姿に微笑ましさを感じ……は、するのだが……。それよりも今、俺の心の大半を占めているものは……ふと思い至った一つの考えであった。それ即ち……。


 あれ? もしかして……ゴブリン……強くね?


 で、ある。……断じて、目の前で揺れる、乳、ではないっ!!


 そう、『転生者(プレイヤー)』達はゴブリンの特性を勘違いしていたのだ。

 確かにゴブリン(自分を除き)の成長率は悪い。だが、他種族の第一次成長限界がLV30に対してLV60。そしてこれは、第二次(ハイの)成長限界にも当てはまること(他種族の倍)なのだ。

 これによってステータスの差(デメリット)も多少は埋まるはず。

 しかし……そう、しかしだ! それは、それだけの問題には留まらないのだ!!

 通常、特殊な例(称号等の効果)を除いてスキルのLV限界は累計種族レベルの倍である。

 ……お気づきだろうか?

 そう、他の種族が第一次成長限界に達した時、そのスキルLVの限界は60.それに対して、ゴブリンは120にも及ぶのだ。

 例えステータスが他の種族に劣っていたとしても、強化スキルLV60分の差とか……リアルにチートじゃね?

 まあ、現時点ではそこまでスキルLVに差が出ることはないだろうが……。これはむしろ、最終進化に至った後で絶大な影響をもたらすことになるだろう。

 魔物枠のゴブリンは、そこまで成長する(レベルが上がる)前に駆逐されているんだろうなぁ……と、そんなゴブリン(魔物)に若干の憐れみと同情が……湧く訳もなく。ゴブリンにこんな大どんでん返しがあるとなると、双璧を為す不人気種族であったサハギンにも何かあるんじゃないのかと疑念が湧く。……考え過ぎか?

 因みに、瘴気によってポップするゴブリンアーチャーやゴブリンメイジなんかの派生進化種は、種族LVはともかくスキルLVは据え置きになっているようだ。

 そして、その後繁殖して増えたゴブリン(魔物)は、それほど成長することなく淘汰されてい、く……と……。

 だが、もし……突発的な何らかの影響で、急激な成長を遂げた個体がいたりしたら……?



「アギトさん? ……アギトさん!」



「ふおっ!? ……あ、ああ、すまないミュレット」



 何かに促されたかのように、不意に襲ってきた強烈な不安に囚われそうになった意識が、ミュレットの声で引き戻された。

 心配そうな眼差しで俺の顔を覗き込む……って、近い!? 近いよ、ミュレットさんっ!?



「…………………………」



「…………………………」



「ジィ~~~~~~~~」



 その瞳が、次第に熱を帯びたように蕩けていく……。



「…………………………」



「…………………………」



「ジィ~~~~~~~~」



 その距離が……次第に縮まって……。



「…………………………」



「…………………………」



「ジィ~~~~~~~~」



「「って、ラニィ(ちゃん)!?」」



 いつの間にか真下から仰ぎ見るように眺めているラニィに気が付いた俺達は、床を“ズザザァー”と滑るように互いの距離をとると、同時に声を上げるのであった。



*


*


*



「ふぁあぁ~~~あぁ、んん……ねむ、ねむ。……ZZZ]



「ええぇっと、アルシェル? お願いですから寝ないで下さい」



「むぅに? ……うい。……ZZZ」



「で、ですから! (“スタタタタッ”)寝ないでく(“スッパァ~~ンッ”)「へぶしっ!?」だ……ええぇっとう……」



「失礼しました、エレオノーラ様。ほら、アルシェル。もう、しっかりしなさい!」



 ……何かもう、グタグタだな……?


 静謐な趣のある神殿風? な室内に吹き荒れる……コントの嵐。

 それにしても、アルシェルは何時も寝むそうだよなぁ……? あれだけ眠り続けられるのって、呪いか何かにかかっているんじゃないのか?

 思わず確認(識別)したくなる心を抑え込みながら、繰り広げられるどつき漫才に呆れたような眼差しを向けていたからであろうか?



「……あ? アギト!? も、申し訳ないのですよぉおおっ!!」



「……あ? アギト……ひさしぶ、り……?」



 って、今気が付いたんかいっ!?


 “ボー”と今にも瞼が落ちそうな瞳を向けてそうのたまうアルシェルの横で、テテルは目頭を揉みほぐしながら振り上げたハリセンを握る手を“プル、プル”と震わせている。



「ちょっ!? 待つ! 待つの、よ? ロープ、ロープ! テテルちゃん、ローぶべっ!?」



 “スパーン”と顧気味の良い音が、静凛な空気の漂う室内に再び鳴り響いた。

 しかし、だ……アルシェルが……神官?

 床を転がり回りながら頭を抱えて悶えている、その姿に……。



「えぇ~と、アギト? 言いたいことは分かりますけれど、そんな目で見ないで下さい。一応コレが、『生命女神』の神官なのですよ……本当に、どうしてなのか……」



 俺に“ジトー”と白い目を向けられたエレオノーラは、そう口にしながら諦めたような眼差しを何処か遠くへと向けるのであった。


 さて……何でこんな事になっているのかといえば。進化の儀を執り行える神官で、現在手が空いているのが……正確には、ゴブリンを進化させることが出来る神官でだが、アルシェルだけなのだそうだ。

 何でも、進化に制限をかけている神は種族ごとに異なるらしく(複数存在するもよう)。更に神によっては、進化対象の活動スタイル(所持スキル等)によっても制限解除の可不可があったりとするらしいのだ。

 で、ゴブリンの進化が可能になる代表(スキルによる)的な(可不可の無い)神はといえば。


 『生命女神』『鬼子母神』『黄泉神』『大地母神』


 の、4柱。


 そのうち、『生命女神』はあらゆる種族の進化に携われるものの、現在存在する神官の数はこの大陸『テッラ』に4人。うち3人は『森守(しんじゅ)のルトヴェリス』内。残る1人が『鉄血(てっけつ)のオデット』にいるそうだ。

 その他は、大陸『ソレイア』に2人。大陸『ユエル』に1人。と、非常に数が少ない。

 『鬼子母神』の神官は、大陸『ソレイア』以外には存在せず。『黄泉神』の神官は、大陸『ユエル』にしか存在しない。

 『大地母神』の神官などは、現在1人として存在が確認されていないそうだ……。


 ……これは、何だ? 他の『転生者』がゴブリンを選ばなかったのは、能力とかを別としても英断だったってことか……?

 進化しようとしても、それが出来る神官がいないとか……ないわぁ。



「それはさておき。俺はてっきりエレオノーラかミュスカが執り行うのかと思っていたんだが……杜衛には、そういう何かは無いのか?」



 と、俺はふと思い浮かんだ疑問を投げかけてみたのだ。そう……何気なしに……。



「え、えぇ~と、ですね? アギトが特定の条件を満たすことが出来たのであるならば……」



「出来たのであるならば?」



 そう……それは決して、意図した問いかけではなかった。その……筈であった……。



「そ……」



「そ?」



 だと……いうのに。これは……何の因果であろうか? いや、そんなの……決まっているのか(巫女共か)



「それは、禁則事項です!」



「…………………………」




 唇に人差し指を添え(小刻みに震える)、そう言葉を口にする(顔を真っ赤にして)エレオノーラ……。いや!? 恥ずかしいなら言うなよっ!!



「ち、違うのですよ、アギト! お、お願いですからそんな目で見ないで下さい!! こ、これはですね!? はるか昔からの……所謂申し送りというものなのですよっ!!」



「申し送り? ……誰から?」



「え、えと……白黒の巫女様からの……って、アギトっ!?」



 “ツツー”と目を逸らしながら告げられたその名称を耳にした瞬間。“ガクリ”と崩れ落ちて両手を床へと着く俺。

 そう、所謂……orz、である。

 やっぱりか……やっぱり、なのか……。



「ア、アギト!? しっかりして「ZZZZ……」下さいって、アルシェル!? 起きて下さい! お願いですから!! テテルも首を左右に振っていないで何とかして下さいぃいっ!!」



「うふ、うふふふふ……」



「ひぃやぁああっ!? って、ミュスカ!? い、何時からそこに{ちょおぉ~~と、待ったぁああっ!!」いたのですか!? って、今度は何なんですかぁああっ!?」



「このような……このような! アギト様の晴れの舞台に、私を呼んで下さらないだなんて。エレオノーラ様……弄り倒しますよ?」



「も、もう……いいかげんにしてくださぁあああああぁぁぁぁぁ~~~~~いいいいっ!!」



 この厳格たる領域へと広がってゆく……混沌の気配。

 それは、何時止まるとも知れずに拡大をし続けるのであった……。



*


*


*


*


*


*



“ピコーン”

《アギトはハイゴブリンへと進化しました》

《称号スロットが1つ追加されました》

《スキルスロットが2つ追加されました》

《EPが10ポイント加算されました》



《称号〈進化(転生者)の先駆け〉を得しました》

《称号スキル【☆導き】を習得しました》




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