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前世と現世  作者: 神子
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見出し

私の名前は冬咲ふゆさき 優希ゆき

普通に何処にでもいる高校1年。だけど寝てしまうと前世の記憶がよみがえり、過去にいってしまう!!不思議な体験をしている。


私の前世は、徳川 家光とくがわいえみつの女性バージョンだ。もちろん大奥には美男子しかいない。いわゆる逆転大奥だ。最高の世界だ!!

だがめんどくさいことに、公務がある。


皇帝の使者が謁見の申し込みやゆかりのある人々が来たり、自然災害の対策など…あとは誰もが嫌いな勉強がある。


現世で彼氏もいない。毎日同じことの繰り返しで飽きていたところに、いきなり前世の記憶が流れ過去へ行くのだ。当初は焦ったが今では最高の一時なのだ!


だから江戸幕府の範囲の歴史テストは95点で学年トップそして選択教科で書道をとっていて良く先生方に《美しい整った字体ですね》って褒められたり書き初めテストでも学年トップ!!

これも過去へ行っているから、こんなに点数がいいのだ!!。


歴史に強いイメージがついて終いには《歴女》《媚

び売り》と呼ばれ軽く虐めにあったりした。そのせいか彼氏も未だに出来ないままである。


私の親友の 夏江 優依 (なつえゆい)ちゃんがいつも慰めてくれる、本当に優しい子だ。でも夏江家は、徳川家光の縁のある家柄だと中2の歴史の宿題で自分の家系図を調べようってので調べた結果を話したときに知った。


優依ちゃんの家は《夏江》に変わったが大奥にいたという記録から湯殿で仕事をしていたと記録されていたので、《夏津》(なつ)を私は思い出した大奥で湯殿をしていた、意地悪だけど本当は優しいとても無器用な《夏津》を…


それが分かったからと言っても、やっぱり優依ちゃんに話すことが出来ない。


寝ると過去に行ってしまう事を、だから未だに内緒にしている。

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