ディスク3「未来学園」
よう!もう3回目だけど紹介しておこうか。
俺は『村人薫』だ
誰がハゲやねん。ハゲちゃうわ。
んなことはいいんだよ、さて今日は前の話の続きだっけか?
まぁ、未来学園に通えるようになったから喜んでた所で
終わった訳だし?そろそろ学園に行く話まで行くとしようか。
薫「ほー、ガチで孤島なんだな。海の真ん中だし、それにやたら警備が厳しいんだな。」
俺が乗っているフェリーの周りや島の周りには監視艇がチラホラ見えた。何をそんなに監視することがあるのか、そん時はわからなかったんだよな。
フェリーが島に着くと、同じ未来学園に入学する生徒が沢山降りていく。俺も降りて学園がある中央に向かって歩き出す。
薫「頭良さげなやつらばっかだな。俺浮いてないか?」
周りの学生服は超名門の私立ばっかり。俺なんて庶民だっての。
ぶつくさ言いながら中央部に着くとかなり長い階段があって、その先に見える正門には教師が複数立っていた。
薫「何してんだろ、とにかくこの階段を上がるしかないか」
俺が階段の一段目に足をかけようとした時だった。
???「待ちなさい」
薫「ん?」
後ろから誰かに声をかけられた。振り返ると、そこには長い髪の金髪で。スタイル抜群の女の子が。
???「あんた、登るの?」
薫「登らないと学園にはいつまでたってもつかないじゃないか。」
一瞬この子何言ってんだ?ってなったが、可愛いから許そうか
???「軽はずみにその階段を上がっていいの?帰れないのよ?」
まぁ、3年は帰れないだろうけどなんだ?話の意図が読めないぞ
薫「早くしないと入学式に遅れるんだが?」
???「入学式?……ふ、そう。まぁいいわ、百聞は一見にしかず。地獄じゃなかったらいいわね?」
女の子はそれだけを言って階段とは別の脇道を歩いていった。
はいストップ。今ここまで君は見ただろうがどうだい?
この金髪女。可愛いとか思ったか?
はい
いいえ
まぁ、いいえを選んだだろ?そうだろ?ん?いいえを選んだ君は
友達が『あれ欲しくない?』っていったら正反対の回答をするはずだ。多分な。多分。はいを選んだ君はかなり優しい性格かもしれないな。多分。
まぁストップをかけたのはまだ先を見たいかどうかさ。もしかしたら地獄かもしれない、でも天国かもしれない。
そこで『うわ、内容読めたしww絶対地獄的な話やろクソワロタンバリンシャンシャンカスタネットタンタンプップクプーシャンシャンブーチリリリリリンwwwwwwwww』とか思ってるだろ?さっきの質問と一緒なんだ。
だから、人生って楽しいよね?さて後少しだけディスクを回そうか。
あの女の子が脇道を歩いていったのを見てすぐに階段を登っていく俺は十分程で正門に到着した。教師達は1人1人に何かを配っていた。
教師「はい、これを腕に着けて」
渡されたのは腕輪?見た目は時計で液晶画面が付いていた。
教師「卒業できるまでは外せないからな」
薫「これ防水なんすかね?」
教師「当然だ」
まぁ外せないっていっても……………取れないなちくしょう
何やらロックが掛かったらしい。非常に気になるがまぁ流そう。
また歩き出し案内板を見ながら講堂に行くと、入学式を待つ生徒で溢れていた。
上級生に案内されて指定の席に座ると
魔子「あ、薫ちゃん!ホントに来たんだね!」
阿久川魔子、俺の幼なじみにして可愛いやつ。スタイル抜群、成績優秀。どっかのアニメのような女の子。
はい、ストップ!ディスクがここまでなんだよなぁ。
続きは、またな?