ディスク2「俺は今日から」
やぁ、また会ったな。前にも紹介したが主人公の。
『主・人・公』の!村人薫だ
誰が村人Aやねん、首ちょん切るぞ。
そんなことより昔話だったな?そう今から6年前さ
その『未来学園』に憧れてパンフレットを握り締めて
父親と母親の座るテーブルに叩きつけたのは……
薫「母さん、父さん。俺はこの学園に行きたいんだ」
もちろん理由はある。行きたいからには理由があるに決まっているじゃないか。
母さん「未来学園ねぇ、あんた。学費かなりするんだけどこれ」
父さん「確かにな、駄目だ。それに行きたい理由とはなんだ?」
来たぞっっ!この瞬間だ!ありったけの思いをぶつけるチャンス!
薫「理由は、母さんと父さんに迷惑をかけたくないからさ。独り立ちくらいしないとな」
決まったな。決まったよ神様。俺も最高級の学園ライフを送れそうだわ。
母さん「その学園にいくってだけで大迷惑なんだけど」
父さん「金かかるしな、うん」
薫「いゃ、本当に凄い学園なんだよ!設備とか全寮だし!となりの魔子もいくみたいだしさ!?」
ふざけんなよマジでチョー行きたいんですけど!?神様頼むよっ!
母さん「人は人んちでしょ?」
はいストップ!!はい今「え?なにがストップ?」とか思ったでしょ?これ昔話よ?現在進行系じゃないからね?簡単に言えば動画を君に見せながら説明してる訳よ。おけ?わかったなら説明するわ。
『魔子』ってのは俺の幼なじみなんだよなこれが。お淑やかで、胸でかくて、可愛いんだけど。まードジなんだわ、うん。
で、その魔子は未来学園に通うわけなんだよな?まぁ俺としても楽しい学園生活に幼なじみがいても良いかなって思うわけよ。
説明長いって?やかましいわ首ちょん切るぞ。
薫「いや、そりゃそうだけどさ……わかった、学園入ったら中でバイト出来るみたいだし、ちょっとずつ返すってのは?」
父さん「ふむ、まぁそれなら。」
母さん「ちょっと貴方、甘いんじゃない?」
父さん「自分でやると決めたんだ、否定はできまい」
薫「ま、まじ!?」
ほら見たことか!オラァァァァァっ!!これであの島で学園ライフを楽しめる!ひゃっはぁぁ!
はいストップ!ストップストップ!ん?なに?毎回毎回うざい?
説明しなきゃついて来れないだろうしさっきも言ったけど
これ『過去の話だからね?』
さて、続きはまた話すよ、またな?