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金色の九尾  作者: ブレイブ
三章asuna二部組織の暗躍
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十一話

遺跡 最奥地

ドアを蹴り破った明日奈が部屋の中に入ると、突然ブザーが鳴り響き潰されたドアとは別にシャッターが降りてきた

「えっ?何!?」

明日奈が振り返るとシャッターが閉まっいた

「マジで・・・」

明日奈はまたぶち破ろうとシャッターに近付こうとするがまた後ろから音がする

「何だよ・・・」

また振り返ると何か大きなロボットが立っていた

「何あれ白い悪魔?」

明日奈がそう言った瞬間、白いロボットがミサイルを撃って来た

「ちょっと待ってよ!」

明日奈は迫り来るミサイルをかわすが数が多くかわしきれないので飛び上がりロボットに近付く

「ふふふ、これでミサイルは撃てまい」

だがミサイルは急に反転し明日奈に迫って来た

「なにィ!」

後ろを見るとロボットは既にいない

「飛んでるし・・・」

上を見るとロボットが飛んでいた、明日奈は魔法銃でミサイルを撃ち抜くと空中のロボットに迫る

「落ちろ!」

背中に回ると蹴り落とした、ドーンと音と共にロボットは落ちたが全く効いていないようだ

「固すぎだよ・・・凄く痛いし・・・」

蹴った明日奈の方がダメージを喰らったようだ、だが起き上がるまでは時間がかかるようなので、その間に対策を立てる

「硬いから、エンチャントのフレイムで剣を熱くして熱で斬るしか無いね、ミサイルは銃で撃ち抜くしかない、つかなんでこの世界にミサイルがあるの!」

ロボットが立ち上がりビームサーベルを抜いた

「やっぱりね、それ持ってるだろうなぁって思ってたよ!エンチャントフレイム!」

明日奈の剣が赤く染まる、かなり高温になっているようだ

「セェイ!」

ビームサーベルをかわすと左腕を斬り裂こうとするが、ホバー移動で横にかわされた

「速いよ!」

ロボットは避けるとサーベルを突き出して来た

「こんにゃろ!」

明日奈はしゃがんでかわすとその腕を蹴り上げた、そのまま胴体を熱く熱された剣で溶断する

「はぁぶ厚いなぁ、まだ元気そう・・・」

明日奈が胴体を溶断したが機関部までは達しなかったようでロボットはまだ行動を続けている

「でも効くみたいだし、ね!」

そう言うとロボットに接近する、ロボットがミサイルを撃って来るが銃で撃ち抜き、その爆風をかわしながらロボットに迫ると左腕を斬り裂いた

「ふふん、今度は貰ったよ!」

明日奈はロボットのカメラらしき場所にドヤ顔を見せると、ロボットの胴体を蹴り飛ばした

「はぁはぁ、響に色々教えて貰って強くなって最近は全く苦戦しなかったのになぁ、こいつ本当に強い」

ロボットはまだ立ち上がるようだ、立ち上がるとサーベルを振り上げ明日奈を斬り裂こうと接近する

「そんな大きな得物では当たらないよ!」

明日奈はサーベルをかわすが、ロボットは足からもサーベルを出した

「ヤバイ!」

下がっては当たる、明日奈は前進すると体を捻って足サーベルをかわすと足を斬り裂いた

「どう?もう立てないでしょ?」

明日奈は足を失い立てなくなったロボットの胴体に乗ると剣を逆手に持ち、ロボットに突き刺した、動力を破壊されたロボットはシュュンと言う音と共に活動を停止した

「終わったぁ・・・」

疲れ果てた明日奈はその場に座り込んだ



明日奈は息を整えると立ち上がりシャッターに近付いた

「これ蹴っても空かないなぁ」

コンコンとシャッターを叩くがかなり分厚そうだ、明日奈は部屋の真ん中の秘宝を取ると辺りを見渡す

「秘宝は手に入れたけど出れないなぁ、ん?あれは」

明日奈が見ている方向にはコントロールパネルらしき物があった

「あれで開かないかな?」

そう言うとコントロールパネルの前の椅子に座り、色々弄ってみる

「本当、地球のパソコンとかに似てる・・・ここにいた人達は地球に似た世界から来た?」

明日奈はシャッターを開ける為のコマンドを探す、そして三十分くらい探すと地下への入り口を開けるコマンドとシャッターを開けるコマンドを見付けた

「見っけ、実行と」

明日奈が実行コマンドを押すとシャッターと地下へのドアが開いた

「明日奈大丈夫!?」

「うん、結構苦戦したけど怪我してないし大丈夫だよ」

シャッターが開くとリナが駆け出して来て明日奈を抱き締めたのだ

「そうそれなら良かったわ、それで秘宝は?」

「これでしょ?」

明日奈はリナに秘宝を見せる

「えぇ間違いないわ、良くやったわね明日奈、と言うか良くあんなデカブツ倒したわね」

「確かに強かったけどサーベルにさえ当たらなかったら怖くなかったよ」

黒騎士がロボットの構造を見ている

「ふむ実に興味深い、組織の研究班をここに連れて来て解析させる必要があるな」

三人はしばらく部屋を探索すると地下の魔力収束地点に向かった

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