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金色の九尾  作者: ブレイブ
三章asuna二部組織の暗躍
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一話

リナの部屋

明日奈はリナの部屋に入るとリナにいきなり抱き付いた

「リナ仕事行こ!」

「はいはい、良いわよ」

リナは慣れた物だ

「よし!じゃあ行こう」



鉄の国

鉄の国、この世界で最も機械技術が進んだ、国である、探せば魔道技術を使ったレーザーブレイドなどもある

「相変わらず、鉄臭い国ねぇ」

「そうだね、でもこの国の上層部は・・・」

「私達の協力者だらけふふふそうね」

この世界最大の技術力を持ったこの国の上層部はデスイーターの協力者が多数を占めている、この国の優れた武器が大量に仕入れることが出来、組織は一気に強くなった

「まぁ私達には機械の武器より」

「魔剣のとかの方があってるよね、だってレーザーブレイドって斬った感じが楽しく無いんだもん、私はやっぱり剣でたっぷりと痛め付けてやるのが好き」

二人はそんな話をしながらとあるレストランに入った



「今日のターゲットはライ、私達の組織に勘付いてるみたいね」

「どうせ、上層部の馬鹿共がヘマしたんでしょ?誰か分かったら殺してやろっと」

明日奈は少し嬉しそうだ、明日奈にとって人間を殺すのは憎しみを晴らすのと同義なのだ

「相変わらず楽しそうねぇ、そんなに人間が憎いの?」

「当たり前じゃん、リナも私の過去を知ってるでしょ、聞かなくても分かるじゃない」

料理が運ばれてくる、明日奈ステーキ、リナはパスタだ

「まぁね」

「たまにそうやってわざと聞くんだから、まぁリナのそう言うイタズラっぽい所好きだけどさ」

二人は昼食を取りながら、ターゲットの資料を眺めている、個室なので外からは何をしているのかは見えない

「この男の屋敷はこの王都の南ね、決行は夜中で良いわよね?」

「うん、良いと思うよ?それまではさ、遊ぼうよ、この国のレーザーブレイドとか見るのも楽しそう」

明日奈が夜までの暇潰しの提案をする

「良いわね」

「でしょ?私ね?そろそろ新しい魔法銃が欲しいと思ってた所なの」



武器屋

ここはデスイーターがよく武器の発注に利用している武器屋だ、上層部の政治家と繋がっており、幹部である明日奈やリナは特に何も言われる事は無く入れてもらえる

「ここって相変わらず、品揃え最高だよね」

「そうね、私も新しい武器でも買おうかしら」

リナは様々な武器を扱う天才である、一番使うのは巨大扇子だが槍など一般的な武器も使う

「買うのは良いけど、何を買い変えるの?リナっていっぱい武器持ってるから分かんない」

「いっぱい武器を持ってると言っても、一つしか持って行かないわよ、そうねぇ槍かしら」

明日奈はキョロキョロと店を見渡すと一つの槍を取った

「これ良いんじゃない?」

「うーん、これならもっと性能が良いの持ってるわ」

どうやらもっと性能が良い物を持っている様だ

「ふーんそれじゃ私知らない、私ら銃を選んでくるね?」

「はいはい、行ってらっしゃい」



明日奈は大量に展示されている魔法銃を眺める、明日奈の好みはベレッタなので基本はベレッタのスペースを眺める

「むー、確かに私の初期型よりは強いんだろうけどなぁ」

そう言いながら一つの銃を取ると試し撃ちが出来るスペースに行く

「反動も軽いし楽だね、でもやめた」

明日奈はどうやらやめたようだ、やはりこの初期型の魔法銃が気に入っているのだ

「そうだ、レーザーブレイド見てみよっと、あまり興味無いけど確かに強いからね」

明日奈はレーザーブレイドが置かれているスペースに向かった



レーザーブレイド、魔力をレーザーに変換し剣状の形に成形させ発振させた武器である、その斬れ味はかなりの物だ

明日奈は適当に手に取ると振ってみる

「うーん、やっぱりイマイチだなぁ、これを使うなら響に貰ったこの剣の方が良いや」

明日奈の腰には響に貰った真っ黒な剣が装備されている、刃が銀色な所を除けば本当に真っ黒な剣だ

「詳しくは聞いてないけど魔剣みたいだしね、しかもエンチャントすればこのレーザーブレイドと同じ効果を得られるしやっぱりいらないっと」

明日奈はそう言うと剣を棚に戻しリナの元に戻った




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