表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金色の九尾  作者: ブレイブ
三章asuna一部闇に染まる心
86/335

五話

明日奈は切り株に座りとある人物達を待っていた

明日奈が闇に堕ちて二ヶ月が経ち響による教育もほぼ終わっている、教えられたのは人間はどれほど醜いのか、人間の歴史、支配の仕方、力を制御する為の訓練など様々だ

「ふふふ、今日は自由にしても良いって言われたから、前々から計画していた、計画を実行したのだけれど、皆は来るのかな?」

その表情はこれから起こることに期待したような表情だ

ガサガサと音がしてかつての仲間達が現れた、そう明日奈が待っていたのはかつての仲間達だ

「明日奈さん!」

「鈴、久しぶりだね」

明日奈はそう言うと立ち上がる、明日奈の格好は黒いブラウスに赤いスカートだ

「今まで何をしていたんだ?」

クリスティは髪が黒くなっているなど、嫌な予感しか感じなかったが明日奈に質問する

「そうだね、あなた達人間を支配して我等デスイーターがこの世界を支配する為の教育を響にして貰ったの」

「何を言っている?人間を支配?君はそんな事を本気で言っているのか?」

明日奈はクスクスと笑う

「何がおかしい!」

「やっぱりあなた達は私の事何も理解して無かったんだね、期待するのが間違いだったわ」

そう言うと何よりも冷たい視線を三人に向ける

「どうしたんですか?明日奈さん!」

「何でも無いよ、あなた達に期待したのが、本当に馬鹿な事だって分かったから」

フォードは尋ねる

「前から気になっていた、私達に何を期待していたんだ?」

「良いよ、もう手遅れだけど教えてあげる、私はあなた達にこの私の壊れた心を治してくれる事を期待してた、でもあなた達は全く気付いてくれなかった、それが分かった時、私は全てを諦めたの」

明日奈は剣を抜く

「明日奈さん・・・今からでは遅いのですか?」

「うん、もう遅いよ、だって私は既に闇に堕ちたのだから」

そう言うとフォードに一気に接近すると回し蹴りを放った

「グッ」

「へぇ受け止めたんだ凄いね、褒めてあげる」

フォードは何とか止めたが、次は剣が左側から迫る

「やめろ!明日奈!」

クリスティが明日奈の攻撃を邪魔する

「何でこんな事をするんだ、俺達は仲間だろ!?」

明日奈はクリスティの瞳を見る

「仲間?私はもうあなた達を仲間だなんて思ってない、もうあなた達は敵」

「違います!仲間です」

鈴はそう言って明日奈に魔法サンダーを放つ

「こんな物」

明日奈は手を振るだけで鈴の魔法を打ち消した

「言っておくね?私はもうあなた達の敵、デスイーターの明日奈、憎くて憎くて仕方ない人間に復讐するの、あなた達もたっぷりと痛め付けた後殺してあげるから楽しみにしていてね?」

明日奈はそう言った後薄く微笑んだ

明日奈はギルドに偽名でクリスティ達に招待状を送り、森に呼び出したのです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ