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金色の九尾  作者: ブレイブ
三章asuna一部闇に染まる心
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四話

修練場

明日奈はまた響に戦闘訓練を受けていた

「甘い、君は確かに強いが力に頼りすぎだ」

「そうかなぁ?」

響の言う通りなのである、明日奈は膨れ上がった力に任せて戦っている

「君は内なる闇を完全に開放した、その為力が一気に膨れ上がったせいで制御出来ていない、これからはそれを制御する練習をする」

「はぁい・・・」

そして響は剣を構える

「君は俺の右腕になるんだ、だから頑張るんだぞ?」

「うん!頑張るよ!」

そして響による明日奈の教育は続いた



リナの部屋

明日奈はリナと親しくなり良くその部屋に遊びに行くようになっていた

「リナ!遊びに来たよ?」

「あら、いらっしゃい明日奈、響とのお勉強は今日は終わり?」

明日奈はソファに座ると頷く

「うん今日は終わったよ、ねぇそう言えば私この組織の名前教えて貰って無いんだけど」

「あら?そうだった?この組織の名前はデスイーターよ、強そうでしょう?」

明日奈は教えて貰った名前を聞いて頷く

「確かに強そうだね、ねぇ?今日は依頼は無いの?」

リナは首を振る

「今日は無いわ、明日あるかもしれないわね」

「なーんだつまんない、それじゃまた明日ね」

明日奈リナに手を振ると出て行った



明日奈部屋に戻ろうと廊下を歩いていたが、前方から黒騎士が歩いてきた

「あっ、黒騎士だ!」

「あぁお前か、何か用か?」

黒騎士は用を尋ねる

「何も無いよ、これまで私達って何回か戦ったでしょ?だから謝ろうってさ」

「俺はそんな事気にせん、それよりも明日奈良い闇の気だ、もっと高めろよもっと強くなれる」

黒騎士は仮面の奥で笑っているようだ

「あなたも前は感じなかったけど凄い、闇だね、闇に染まるとそう言うものを感じれる用になるの?」

「闇の気を感じる事が出来るのは幹部クラスの者だけだ、お前は幹部クラスの力を既に持っていると言うことだ」

闇に深く染まった者同士ではその気のような物を感じれる用になる、明日奈は完全に闇に染まったばかりなので敏感なのだ

「ふーん私ってそんなに強いんだ」

「あぁ、その力を完全に扱える用になったら響様や組織にとって実に心強い、期待しているぞ」

黒騎士はそう言うと明日奈の頭を撫でる

「えへへ頑張るね?」

「うむ」

そう言うと黒騎士は去って行った



明日奈の部屋

明日奈は部屋のベットの上で寛いでいた

(皆やお母さんお父さんは今の私を見たらどう思うかな?やっぱり悲しい顔をする?)

明日奈は今はどうでも良くなった元仲間達の顔を思い出す

(多分悲しい顔をするよね、でも皆が悪いんだよ?私は皆に助けて欲しかったのに、全く気付いてくれなかったんだから)

明日奈の表情は氷のように冷たい

(皆と戦うのが楽しみだなぁ、たっぷりと痛め付けて殺してあげるんだから、ふふふでもすぐじゃ無い、何回も何回も皆の前に現れてその度に痛め付けて、そして皆が壊れたら殺してあげるの)

クッションを抱き締める

(でも、お母さんとお父さんは別、二人は私を本当に愛してくれているのを感じたから・・・だから殺さない)

クッションを投げて服を脱ぎ始める

(響とのお勉強が終わるのが楽しみ、終わったらいっぱい人間を殺して、たっぷりと皆を痛め付けて遊ぶの、本当に楽しみ)

そして体を洗いに備え付けの風呂場に向かった


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