表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金色の九尾  作者: ブレイブ
二章異世界の妖狐
8/335

一話

アリシア フィリア、明日奈の師匠の登場です

氷河と明日奈が店のドアを開けて店の中に入ると、明日奈はいきなり抱きしめられた

「よく来てくれたわね!明日奈、歓迎するわ」

「いきなり・・・えっとあなたは誰なの?」

少し恥ずかしそうに明日奈を離すと

「私はアリシアフィリア、この万屋の店長で有りアーs・・・」

ボコッとかなり痛そうな音がした

「お母さん!毎回それは言っちゃ駄目って言ってるでしょ!始めまして明日奈さん私はアーシェフィリアよ、よろしくね」

「私はリシアフィリアだよ!よろしくね!アーシェとは双子の姉妹なの!」

「私は久城明日奈・・・違うか、明日奈久城よよろしくね」


「お前は相変わらずだな・・・約束通り明日奈を連れて来た、剣を教えてやってくれ」

「最近どんどん威力が強くなってる気がするわ」

「お母さんが反省しないからでしょ!」

「剣を教えるのは良いけど、明日奈あなた本当に剣で良いの?私は見ていた限り素手で戦うのも良いと思うわよ?」

明日奈は少し悩んだ後

「見ていたって何処で見てたのよ・・・それと剣で良いわファンタジーって感じがするし!」

「二日前の路地裏の喧嘩を私達は見てたの、剣で良いのね?分かったわ」


アリシアは明日奈に警告しておく

「ひとつ警告しておくわね、私達以外にあの時あなたを見ている者がいたわ、もしかしたらあなたの命を狙っている連中かもしれない気を付けなさい」

「私って狙われているのね、分かった気を付けます、それと氷河、私その事について聞いて無いんだけど?」

「うむ、お前は闇の勢力から世界を守る役目を持って産まれて来た、これからこいつにお前を鍛えて貰い、冒険者として働き充分な実力を身に付けて欲しいんだ」

「分かったわ」


次の日

明日奈はしばらくお世話になる事になった万屋の裏庭で、木剣を持ち早速アリシアに剣を教えて貰っていた

「そう明日奈!ほら次は右!左!足が隙だらけよ!」

見事に転けた明日奈はすぐに立ち上がると

「まだまだ!」

明日奈もアリシアにやられたみたいに、足を狙うが効果無し、寧ろ踏み込まれ頭にキツイ一撃をくらった

ゴン!会心の一撃!バタッ、明日奈が倒れた

「お母さん!何やってんの!」

「いや、筋が良いから、つい調子に乗っちゃって・・・」

「二人ともそんな事より明日奈さんを家に運ばなきゃ!」

三人は見事に気絶した明日奈を家に運んだ


「うーん?あれ?私・・・」

「あ、あらっ明日奈起きたのね?ごめんねあなたが筋が良いから調子に乗っちゃったの」

明日奈は思い出したのか耳がペタンとなり尻尾が下がっておりかなり痛かったようだ

「アリシアさんさすがにあれは、私にはかわせないわ」

「本当にごめんね?次からは気を付けるわ、さぁお昼ご飯にしましょう、油揚げをオマケしてあげるわ」

「本当!?」

アリシアはなんとなく朝ご飯に油揚げを出して見たのだが、明日奈が全部食べてしまったのだ


「えぇ本当よ」



とある路地裏を監視する者達

「来ないぞ?」

「あぁ」

「今日はここじゃねぇんじゃねえの?」

「いやこの路地裏の筈だ」

「おーい来ないぞー」

「うるせぇ!」

妖狐になった明日奈は油揚げが大好き

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ