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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
66/335

十七話城塞都市と闘技大会5

選手控え室

明日奈は無事に勝ち上がり準決勝まで上がって来ていた

「やぁ、明日奈ちゃんさっきの試合も凄かったよ」

「ありがと、あなたこそ本当に強いわね」

明日奈は当初この男は本当に強いのか?と思っていたのだが、レイピアで的確に相手の急所を狙い倒すと言う戦い方で、全試合一撃で相手を倒し勝ち上がって来ていた

「私なんて全試合一撃で勝つなんて無理よ?」

「ふふふ、修行の賜物さ」

そして明日奈は試合だと呼ばれ試合に向かった

「明日奈ちゃん絶対に勝ってね、決勝戦は僕とやろう!」

「えぇ楽しみね」



闘技場

準決勝の明日奈の相手は巨大なハンマー使いだ、もし攻撃を受ければ骨が折れてしまうだろう

「ふへへ、綺麗なお嬢ちゃんだねぇ、あんたみたいな綺麗な女を潰せると思うと、興奮しちまうぜ」

「猿みたいね」

明日奈の煽りに男は簡単にキレる

「何だと!このアマァ!絶対グシャグシャにしてやんよ!」

「黙ってろ、猿」

明日奈はこう言う男は本当に嫌いなのである

「決勝戦第一試合東明日奈と西グレゴリーの試合を始める両者白線まで下がれ!」

いきり立ったグレゴリーは興奮した様子だが大人しく下がり、明日奈もグレゴリーを冷たく見つめながら後ろに下がる

「よし!試合開始!」



勝負はいきなり突っ込んで来たグレゴリーから始まった

「オラァ!死ねよ!クソアマァ!」

「うっさいなぁ!」

ブン!としゃがみ込んでハンマーをかわした明日奈の頭の上をハンマーが通る、やはり当たれば終わりだ

「エンチャント!アイスショット!」

明日奈は氷の弾をグレゴリーの足に向かって撃つが、意外に俊敏な動きでかわされる

「へっ当たるか!」

グレゴリーはハンマーを突き出すが明日奈はそれを潜り抜け、グレゴリーの腹を斬ろうとしたが、その時突然強烈な光が起こった

「なっ!?」

「へっへっへ、どうだぁ?何も見えねぇだろう?閃光玉だ、テメェはしばらく目が見えねえ筈だなぁ!」

そう言うとグレゴリーはハンマーを振りかぶった、ハンマーは明日奈の左腕に当たる

「くぅ・・・」

「本当気の強い嬢ちゃんだ、痛い癖にその程度か、もっと悲鳴をあげろよ!」

明日奈の左腕はボロボロに折れてしまっている、少なくともこの試合中、左腕は絶対に使えない

(クソッ目も見えないし左腕もやられた、でもこいつには負けたくない!)

「終わりだ!クソアマァ!」

「身体強化!」

明日奈は迫るハンマーを身体強化で上がったスピードと耳でハンマーが何処を通るのか予想すると後ろに飛んでかわした

「なんだぁ?急に早く!」

「何ででしょうね!」

明日奈は相手が戸惑っているうちに視力を回復させる

「よし・・・うっすらとなら見える」

「チッ視力が少し戻りやがったか、でも俺の勝ちだ!」

そう言って油断仕切って突っ込んでくるグレゴリー、明日奈はそのグレゴリーの足に剣を投げた

「ぐぁ!」

足をやられ転けたグレゴリーの上に飛び乗ると身体強化で限界まで強化した右ストレートをお見舞いした

「はぁはぁ、っ、私の勝ちね!」

明日奈は気絶したグレゴリーの上から立ち上がると折れた左腕を抑えながら立ち上がった

「勝者明日奈!」

明日奈は左腕を負傷したが何とか勝った



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