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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
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十六話城塞都市と闘技大会4

馬車

明日奈達は馬車で闘技場に向かっていた

「なんか俺と鈴が乗った馬車より更に豪華だな」

「そうですね、なんか少しキラキラしてます」

「私もこんな所に予算を使う必要は無いと思うのだがな、いつもこう言う物は勝手に用意されるから、豪華になってしまうんだ、私としては安物で良いのだがな・・・」

フォードは贅沢を良しとしない性格だ、自分よりも国民に金を回した方が良いと思っている、が周りが勝手に自分に金を使うのである

「そうなんだ、私そういう人好きよ?周りの人を思える優しい人は」

「そ、そうか・・・」

フォードはこの時旅で色々な事を学び更に国民につくせるようになろうと思った

「?」

明日奈はそんなフォードの様子に首を傾げていたが



闘技場

明日奈は選手入場口で三人と別れていた

「それじゃちゃんと応援してよね?三人とも」

「あぁ分かってる、頑張れよ?明日奈」

「頑張って下さい!明日奈さん」

「私も君の武運を祈ろう」

三人それぞれが応援してくれているのを見た後明日奈は三人に手を振る

「うん、それじゃ行ってくる」

尻尾はやる気が満ち溢れているのか、少し毛が立っている



選手控え室

明日奈が試合待ちで椅子に尻尾をプラプラ揺らしながら座っているとラーシュがやって来た

「やぁ明日奈ちゃん、今日も可愛いね」

「こんにちは、あなたも勝ち残ったのね?」

明日奈は自分の試合の後拉致されたので誰が本戦に残ったのか知らないのである

「うん、楽勝だったよー、明日奈ちゃん僕と君が当たるのは決勝戦だね」

ラーシュがトーナメント表を見ながら言う

「そうね」

「お互い頑張ろうね!」

明日奈は頷くと試合に呼ばれ闘技場に向かった



闘技場

今回の明日奈の相手は鞭使い、当たればかなり痛い攻撃を放ってくる相手だ

「これより本戦一回戦、第二戦東明日奈と、西ナジの試合を始める両者白線まで下がれ!」

二人は白線まで下がる、明日奈は銃を右手で構えている

「よし試合開始!」



明日奈は鞭を振りかぶっているナジからバックステップで一気に離れて距離を取る、鞭に当たりたくは無いからだ

「さて、ここから狙わせて貰うわ!」

そう言いながら銃を連射する

「なんて正確な射撃だ!」

ナジは何とかかわすが接近できない

「なんかどっかで聞いたことがあるセリフね」

そう言いながら十五発撃ち終わり、スライドを引き魔力を送り魔法弾をチャージする、その間にナジが接近して来ていた

「隙あり!」

バシン!と音がなったが明日奈は軽く体を左に捻りかわしナジの左から思いっきり蹴りを喰らわせる

「鞭の軌道さえ読めれば簡単にかわせるのよ!」

そう言うと左手で顔を殴ると銃を首に突き付けた

「はい、チェクメイト」

「勝者明日奈!」

明日奈は余裕で一回戦を勝ち上がった



ナジの鞭は決まった振り方が多いのでかわしやすいのです

予選を勝ち上がれたのは鞭の軌道が見えない人が大半だったからです

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