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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
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十一話城塞都市と闘技大会2

観客席

明日奈は鈴とクリスティを探して歩いていた

「どこにいるのかしら?」

そう言いながらキョロキョロと観客席を見渡す、周りの観客が明日奈をジロジロと見ていたが気にしていない

「明日奈さん!こっちです!」

鈴の声がした方向を見るとクリスティと鈴がいたので向かう

「ふふんどう?予選一回戦勝ったわよ」

「でも少し危なかった気がします」

「あぁお前尻尾生えてなかったら負けてたろ」

そう実際尻尾で無理矢理体制を変えなかったら負けていたのである、明日奈はわざと偉そうにしてそれを誤魔化そうとしていた

「うっ」

「油断したら負けますよ?」

「そうだぞ?」

明日奈は頷く

「う〜もう油断しません」


選手控え室

明日奈はそろそろ試合なので控え室に戻って来ていた

「やぁ、明日奈ちゃんさっきの試合危なかったねぇー」

(みんなそう言うのね)

「うるさい、ちょっと油断しただけだよ、次は油断しないんだから」

「頑張ってねー」

ラーシュはとにかく軽い奴だ、明日奈は最初は強そうと思ったが本当に強いのか?と疑問に思った

「明日奈久城!予選第二試合だ!」

「はいはい」

明日奈は立ち上がると闘技場に向かって行った



予選二回戦

予選二回戦の相手の女は短剣使いのようだ、明日奈は剣と銃を抜いておいた

「予選二回戦、第二試合東、明日奈と西、ニマの試合を始める!両者白線まで下がれ!」

二人は白線まで下がる

「よし!試合開始!」

審判が魔法を打ち上げる、試合開始だ



明日奈はいきなり突っ込む、相手は短剣、懐に入られたら負けるかもしれないからだ

「ふっ!」

「うわっ!いきなりって!」

ニマは両手に持ったダガーで何とか防ぐが、隙だらけの腹に明日奈の蹴りが命中する

「ぐはっ!」

「その程度なの!」

明日奈は更に銃で追撃するがニマはかわし今度はニマから接近して来た、ニマは明日奈の足を狙うが明日奈はバックステップでかわし更に銃を撃つ

「ふん!」

何とニマは魔法弾をダガーで斬り裂いたのだ

「うわ・・・黒騎士以外に出来る奴いるんだそれ・・・」

そう言いながら剣に水を纏わせる

「エンチャント!ウォーターソード!」

ウォーターソードはウォーターカッター状の動きをする、最も切断に向いているエンチャントだが、別の使い方もある

「うわ、なんだよそれ!」

「弾を切るあなたこそ、こっちからしたらなんだそれ、よ!」

明日奈はニマに近付き剣を振るうそして、剣とダガーが当たる瞬間エンチャントを解き、剣に纏わせた水をニマにぶっかけた

「ふふふ、水に濡れた体が雷に触れるとどうなるのかしらね?サンダーショット!」

答えは物凄く痺れるであるニマは痺れまくっている

「アバババババ」

ニマは口から煙を吹くと倒れた

「ふふん、化学の力よ」

「勝者、明日奈!」

明日奈は二回戦を突破した





観客席の観客は痺れまくったニマに同情したそうです

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