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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
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十話城壁都市と闘技大会1

城塞都市城内闘技場

明日奈は前の日に受付に行き闘技大会に参加していたが問題があった

そうチームを組んでいる場合一人しか参加出来無いのである

「おかしく無い?一人だけってさ、しかも参加できるのはリーダーだけなのもさ!」

「まぁルールなんですし仕方ないですよ、頑張って下さいね明日奈さん」

「すまん明日奈頑張ってくれ!」

クリスティは頭を下げて全力で謝っている

「分かったわよ、でもちゃんと応援してよね」

「はい!」

「もんろんさ!」



闘技場控え室

闘技大会は一日目は予選、二日目は本戦だ、予選は5勝、本戦はトーナメント形式でこちらは七勝したら優勝である

明日奈は不満そうに椅子に座っていた

「はぁ早く始まらないかしら・・・」

「そうだよねー、早く始まらないかなー」

「あなた誰よ?」

話しかけて来たのは男のエルフだった、剣を腰にさしており中々強そうだ

「あぁごめんね?僕はラーシュ、エルフさ」

そう言うと握手を求めて来た

「はいはい握手、私は明日奈よ」

「よろしくー」

握手を交わしていると明日奈が呼ばれた

「明日奈久城!試合だ!」

「分かったわ」

「頑張ってねー」

明日奈はラーシュに向けてヒラヒラと手を振った



闘技場

明日奈が闘技場に入ると、物凄い歓声が聞こえた

「凄いわね」

そして審判の前まで行く

「これより!東明日奈と南ミレーの試合を始める!、二人は白線まで下がれ!」

明日奈とミレーは白線まで下がる

「よし!試合開始!」



明日奈は剣を抜き相手の様子を伺う、銃は抜いていない

相手の男、ミレーは槍使いリーチが広い

「そっちが来ないのならこっちから行くぞ!」

ミレーが突進して来る、明日奈はギリギリまで引きつけてかわし、脇を蹴った

「グッ、だが負けん!」

ミレーは頭の上で槍を回し勢いを付けると、今度は薙ぎ払いを繰り出して来た

明日奈は剣でこれを防ぐが体が浮いてしまった

「っ!」

「隙あり!」

ミレーは明日奈の首に槍の刃先を突き出そうとする、試合は首に剣先を突き出されるか、武器を落とされるか、気絶するか、降参するかのうちどれかを満たしたら負けなのである、傷を負ってもすぐに治療魔法で治してくれる

「当たるかぁ!」

明日奈はそう叫ぶと、尻尾を地面に突き刺し強引に体を浮かせた

「何!?」

「その体制じゃ、上から槍を斬られたら落としちゃうわね!」

明日奈は力一杯槍を斬りつける、ミレーは堪らず槍を落とした

「クソっ!」

「勝者東明日奈!」

おおおおおおおお!

観客はEランクの明日奈が勝つとは思ってなかったようでかなり大きな歓声を上げた

「すげぇ誰だよあれ?」

「妖狐族だぞ?珍しい」



一番上の観客席明日奈を見ていた者がいた

「誰だあれは?」

「調べますか?」

「うむ調べろ、中々の実力を持っているようだ」

執事は頷く

「はっ!すぐに調べてまいります、王子!」

王子は笑顔で手を振る明日奈をずっと見ていた



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