表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
55/335

六話VSワイバーン

ココンの村から少し進んだ先にある禿山、ワイバーンはこの山の頂上に巣を作っている

「この山の頂上にいるのね」

「そんなに高くは無いですね」

「だな」

「みんな武器は抜いておこう、上からは丸見えだよ」

キースの言う通り下からは見えないが、上から見たら四人は丸見えだろう

「えぇそうね、武器を抜いておきましょう」

「はい!」

「おう」

四人は武器を抜き山を登り始めた



ワイバーンは襲ってくる事もなく四人は無事に登ることが出来た

「みんな準備出来てるか?この岩の先にいるぞ!」

キースが槍を構えながら言う

「私は大丈夫だよ」

「はい!この前買った矢を使います!」

「俺も良いぜ」

「それじゃ行くよ!」

四人は飛び出した



岩の影から飛びたした先、既に人間の気配に気付いたワイバーンが待ち構えていた

「ギャァァァァァ!」

ワイバーンの尻尾が四人を襲う

「みんなかわして!キースは後ろ足、鈴は魔法で尻尾を動かせないように邪魔をして!、クリスティは首を狙って!」

明日奈の指示通り、三人は後ろ足と首と尻尾を狙う、明日奈はドラゴンの前に立ち囮になる

「ほら!どうしたの当てて見なさい!」

明日奈は身体強化でスピードを上げてワイバーンの前足の爪をかわし、かわされたせいで体制が崩れたワイバーンのその隙を狙って胸に銃を撃つが効いていない

「明日奈さん当たらないで下さいよ!」

「分かってる!」

クリスティはワイバーンに飛び乗って首を殴りまくる、キースは交互にワイバーンの後ろ足を突いている

「オラオラこうもあちこち攻撃されるとどうにもなんねぇのかぁ?」

「グァァァァァ!」

怒ったワイバーンは翼を使い飛び立った

「クリスティ!早く降りて!」

「分かってる!」

クリスティは飛び降りた

「で?どうすんだ?あれ・・・」

「大丈夫です、私が落とします!」

鈴はワイバーンの上に巨大な岩を出現させると背中に落とした

岩の直撃を受けたワイバーンは堪らず落ちたが、空中だったので余り効いていないようだ

「余り効いて無いようだけど!隙だらけよ!」

明日奈は銃をワイバーンの目に向けて撃つ、そして目が潰された痛さでワイバーンはもがく

「みんな!一斉攻撃!」

「おう!撃鉄十連撃!」

まずクリスティの連続攻撃が命中する、かなりの威力の拳が何発も当たりワイバーンは倒れた

「ホーリースピア!」

「ボルケーノスピア!」

鈴の燃えたぎる矢とキースの光輝く槍が命中した

「グァァァァァ・・・」

ワイバーンは力なく叫ぶ、そして明日奈がトドメをさした

「ごめんね、エンチャントファイアーソード!、エンチャントファイアーショット!はぁぁ!」

明日奈は火の銃弾を胸の一点撃ちながら一気に接近し、そしてワイバーンの胸を突き刺した

そしてワイバーンは倒れた



ワイバーンは仕留めた、だがタダて終わる訳が無い

拍手が聞こえてきた、パチパチパチ

「誰!?」

「実に素晴らしいよ明日奈、流石俺が欲しいと思っただけはある」

敵の首領、響が現れたのだ


突然現れた響の目的は・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ