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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章四部城塞都市の二尾
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四話

グラン王国中部と南部の中間点

もうすぐ南部に入ろうとするところ、明日奈達はキャラバンにを見付けた

商人が色々な場所から集まり盛り上がっている

「すごーい!こんな何もない所にこんな人が集まるのね!」

「俺も始めて見たよ、北部にはこんなもんねぇからなぁ」

「あの矢良いですね、よく飛びそうです

三人は店を見ながら歩く、鈴は既に良い矢を手に入れたようだ

「ねぇちょっとお父さんの事聞いて回って見てもいいかな?」

「良いですよ、私達の旅の新しい目的ですから」

「あぁ良いぜ」

明日奈はこんなに人がいればアシュレイがどこにいるのか知ってる人が一人くらいいると思ったのだ、そして一人どころでは無かった



三十分後

「まさかこんなにお父さんの事を知っている人がいるとは思わなかったわ・・・」

「聞いた人大体知ってたもんな」

「皆さんの話を纏めると、アシュレイさんの最後の依頼はアースフィリアで受けるみたいですね」

アシュレイの話を聞いて回った結果、最初はジパングの依頼のこと、そしてその後はアースフィリアに向かったと言う事が分かったのだ

「城塞都市を観光したら次の目的地はアースフィリアになりそうね」

「別の大陸ですか、楽しみです」



アシュレイの居場所(仮)分かった所で三人に話しかけてくる人物がいた

「おう、お嬢ちゃん久しぶりだな」

三人が振り返ると、そこには明日奈の騎士剣を売ってくれたおじさんがいた

「おっさんじゃねーか!なんでこんな所にいるんだよ?」

「なんでいるのかだと?俺はなたまにここに武器を売りに来る、これで分かるか?」

武器屋のおじさんは一年に一回ここに来るキャラバンで武器を売っている、ここは人が多いので自分の仕入れた武器に相応しい者を探しやすいのだ

「まぁ俺が用があるのは、この金髪のお嬢ちゃんだけだ、で?俺が売った剣はどうだ?」

「うん良い剣だよ、気に入ってる」

それは聞いたおじさんは嬉しそうだ

「そうか、お前は今俺が一番気に入ってる奴だからな、もっと良い剣が欲しいのならいつでも俺の店に来いよ?」

「分かった、でも今の所は必要ないかな」

「そうか」

それを聞いたおじさんは自分の店に戻って行った



その後三人は色んな店を見て歩いた、様々な国の服を売っている店や、食べ物売っている店、武器屋などを見て歩いた

「凄いよねぇ、色んな物があるんだもん、目移りしちゃうよ」

「そうですね、私も良い矢が手に入りましたし、可愛い服も買えましたし満足です」

「お前らの服選び長かったな」

明日奈が買ったのは茶色いブーツ、鈴が買ったのは水色のワンピースだ

「しょうがないじゃない、新しい靴が欲しかったんだもん」

「私も新しいワンピースが欲しかったんです」

欲しい物は欲しいのだ

「分かったよ俺もなんか服買おうかな?」

「クリスティも服買うの?私が選んであげる!」

クリスティはこの後、とても良い思いをした


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