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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章三部妖狐族の里1
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八話

地球とある場所

怪しい女がパソコンを操作していた

「久城明日奈っと」

カタカタカタ、キーボードを叩く音が聞こえる、そしてとあるページが開いた

「へぇあの子・・・ふふふ、ここを付いたらよさそうね」

床には警官が倒れている

「さて他にも色々調べてみないとね」

そう言うと女は窓から飛び降りて町に消えた


妖狐族の里

明日奈が天上界に行って二ヶ月クリスティは里最強の男に技を教えて貰っていた

「おら、どうした!クリスティ!そんなもんか!」

「うるせぇ!黙ってろ!」

クリスティは妖狐族の男我岩に右ストレートを打つが、顔を殴られる

「痛ってぇなぁクソっ」

「てめぇが弱ぇんだろ?そんなもんで姫様の側にいれると思うなよ?」

我岩はそう言うとクリスティの腹を思いっきり膝で抉る

「ぐはっ」

「ふん、今日はここまで、最初に比べると大分良くなったぞ」

そう言うと我岩は去って行った

「痛ってぇなぁクソ、でもあいつを守る為だもっと強くならねぇと、あいつ何か隠してやがるからな」

クリスティは明日奈が隠している物に少し気づいていた、それが何なのかは分かっていなかったが、やはり血が繋がっている者通し何か感じる物が有るのだろう

「あの感じじゃあ、聞き出すのは大変だろうな・・・」



氷河の館

鈴も天上界に戻り氷河の元にいた

「おい鈴、お前明日奈の所に行かなくて本当に良いのか?」

「はい、私はあの黒騎士と明日奈さんが始めて戦った時何も出来ずに気絶させられました、そんな事が無いようにもっと強くならないといけないのです」

鈴は黒騎士との初戦何も出来なかった事を今も後悔していた、二回目も何も出来なかった、もっと強くならないといけないのだ

「分かったよ、ほらこの本を読め、どうイメージしたら魔法の威力が上がるのか書いてある、後尻尾の本数もいつまでも一本じゃ駄目だ最低三本はないとな」

「ありがとうございます!師匠、それで尻尾ってどうやって増やすんですか?」

氷河は尻尾の増やし方について答える

「うん?簡単だ強くなればいい、俺たち妖狐は一定の強さを上回る度に尻尾が増えていく、その強さの基準は一人一人違うけどな」

「そうなんですか・・・多くなればそれに比例して強くなれるんですよね?」

氷河は頷く

「うむそうだ、尻尾が増えたら隠し方も教えてやるから安心しろ、後弓もさらに上手くならないとな」

「はい!頑張ります!」



天上界神狐の家、裏庭

明日奈は身体強化の練習をしていた、尻尾をよく見ると二本に増えていた

「はぁ!」

「随分と上手くなったのぅ、尻尾も増えて身体能力も上がってるようじゃ」

明日奈は二本に増えた尻尾も上手く使って戦う、まず尻尾を突き出す横に避けた神狐に足に魔力を込め一気に突進し剣を横に振る、それもかわした神狐に蹴りを放つ

「はぁはぁはぁ・・・相変わらず当たんないなぁ・・・」

「クククまだまだ遅いからのぅ、もっと速くなれワシもお前もこの戦い方が合っている筈じゃ」

似たもの親子の戦い方はスピード戦法だ、相手をスピードで圧倒し一気にトドメをさす、相手がパワーで押し切ろうとしても、身体強化で押し返すのだ

「分かってる、私もこの戦い方を喧嘩始めた頃からやってたからね」

「ふん血に染み付いとるのかのぅ」

そう言うと明日奈はまた神狐に攻撃する

「これならどうだ!」

明日奈は剣を投げたが受け止められた

「何をしとるんじゃお主は、疲れたのか?」

「えへへ、うん疲れた・・・」

神狐はそんな明日奈に笑顔で近付き頭を撫でると

「それじゃここまでにするかのぅ」

「うん」




とある遺跡

真っ黒な髪をし真っ黒な服を着た男は遺跡の扉の前で立ち止まっていた

「ここに邪神復活の為の秘宝の一つがあるんだね」

腕に魔力を込めると撃ち出した、ドーン、と言う音と共に扉が崩れた

「流石に長い事封印されていたから脆くなってるね」

中に入ると台座の上に秘宝が置いてあった

「これだねこれで後九つ、あのお方が復活すればこの世界は・・・」

響は目的を終えると帰って行った


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