とあるお父さんの冒険2
俺の名前はアシュレイローグ玉藻神弧の夫で今は十五歳になってるだろう一人娘の父親だ
残りの依頼は後二つ、めんどくせぇがやっと妻と娘の顔を見れる
そんな俺はジパングのとある村に来ていた
ジパング水の都
「始めて来たが綺麗な町だな、さて依頼主は何処だ?」
そう言いながら依頼書を確認する
「一番のお偉いさんの所か」
水の都、都長の館
アシュレイは館の前に来ると守衛に話しかけた
「おい!俺はここの主に依頼を受けてここに来た、通してくれるな?」
「い、依頼書を見せろ!」
守衛はアシュレイの勢いに少し引いたようだが依頼書を見せるように言ってきた
「これだ」
「うむ間違いない、入れ、俺が案内する」
アシュレイは守衛について行く
執務室
「冒険者が来たのですが・・・」
「む?あぁあの依頼か入れろ」
アシュレイは守衛に入るように言われ、部屋に入ると椅子に座った
「君がアシュレイローグ君かね?」
「あぁそうだ」
都長は頷く
「私の名前は華月と言う、よろしく頼む」
華月はそう言うとアシュレイと握手をする
「それで?以来内容は?書いて無いんだが」
「あぁ迷惑な水龍が近くの湖に出てね、それを狩って貰いたい、頼めるかね?」
アシュレイは依頼内容を聞くと立ち上がる
「わかった任せろ」
そう言うと出て行った
近くの湖
アシュレイは湖を眺める水龍がどうやったら出て来るのか考えているのだ
「うーむ、爆発拳でも撃ってみるか?それとも雷撃拳・・・よし雷撃拳にしよう」
そう言うと湖に近寄り雷撃拳を放った
「雷撃拳!」
雷撃拳を湖に放つと大きな蛇のような龍が飛びたして来た、そしてそのままアシュレイを狙って攻撃して来た
「おうおう機嫌悪そうだなぁ、だが俺もな、船酔いで機嫌が悪いんだよ!」
そう言うとアシュレイは腰の剣を引き抜き龍に飛びかかる
「雷属性嫌いだろ?行くぜ!真ライジングソード!」
アシュレイがそう叫ぶと、剣が雷撃を纏い二十メートル位に伸びた剣をアシュレイはそれを水龍に切り付ける!
ドン!ライジングソードは水龍ごと湖を斬り裂いた
「うっぷ、気持ち悪りぃ」
そう言うと絶命し水面に浮かび上がって来た水龍の元まで泳いで行くと、角を掴み岸まで引っ張って行った
「証拠はこの角でいいだろ」
そう言うと角を折り都に戻って行った




