二話
明日奈は上手く逃げます
「本当あんたは、十二歳の頃帝おじいちゃんに呼ばれたと思ったら急にここらへんで最強と言われてるレッドテイルに喧嘩売って、しかもたった一年でヘッドになるんだもん、どうなってるのよ」
「だってジジイに呼ばれたから、もしかして何か教えてくれるのかな?って期待して行ったら、〔お前は親の事について知りたいだろう?だがワシも約束があってなお前がもう少し大きくなるまでは駄目だ〕よ?しかもニヤニヤしながら、その瞬間グレてやる!って思ったの」
「その話し前も聞いたけど、帝おじいちゃんもその約束のせいで話せないんだろうし、いい加減許してやりなさい」
「絶対に嫌!何が西蓮寺帝よ!偉そうな名前して!」
明日奈の声が風呂場に響き愛奈正直頭が痛いのだが我慢している、いつもこうだからだ
ここで二人の外見に触れておく
明日奈は金色の髪、胸はCカップ、足も長い身長は145センチ
[実は愛奈が夜中に起きた時尻尾や耳が出ているのを見られているが愛奈は夢だと思っている、訓練を受けていないので寝ている時にたまに出てしまうのだろう]
愛奈は黒色の髪、メガネをしていたが今はコンタクト、胸は明日奈の物を一緒に風呂に入るたびに睨んでいる、だが足は長い、身長は147センチである
「あぁうるさい、と言うかあんたの事怒るつもりだったのに、なんであんたの愚痴聞いてるのかしら?」
「チッ(思い出したか)、さ、さぁ何ででしようねぇ」
「まぁ良いわ・・・その代わりあんたのその胸揉みまくってやるんだから!」
「ちょっ愛奈さん?やめて、あぁもうすぐ中学の卒業式ね」
「えぇもうすぐね、で?私がそんな事で誤魔化されると思ってるのかしら」
キャァァァア、ご想像にお任せします
「グスン、自分の揉んでなさいよぉ」
「あぁ?テメェ喧嘩売ってんのか?」
「しまった」
勿論禁句である
そして再び明日奈の悲鳴が聞こえましたとさ
そして数分後
愛奈は明日奈の髪を洗いながら
「それにしてもあんたの髪綺麗ね、私も金色が良かったわ、でも顔は日本人っぼいのよねぇあんた」
「グスン、あんた黒色の髪も綺麗じゃない、私の顔の事もあのクソジジイ何か知ってるわよ絶対」
「あら?ありがと、私が一番不思議なのはあんたの相棒の飛鳥だっけ?あの子の髪の色よ」
「そうジジイの事は無視するのそう、あぁあの子は本当に染めて無いわよ、あの子のお母さんも見事な赤髪だもの」
今度は明日奈が愛奈の髪を洗う
「外国人の血でも入ってるんじゃない?」
「さぁ?私わざわざそんな事きかないわよ」
後は個人で体を洗いながら
「あんた聞いて来なさいよ」
「へぇ報酬は?それなりの物をくれるのなら聞いて来てあげるわよ?」
「そうねぇ・・・私が買ってきたお菓子でどう?(ニッコリ)」
「・・・さっき怖い目にあったからそれで良いわ」
逃げ切れるとは言っていない