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プロローグ
最終章最終部デルタムーザとの戦いの開始です
デルタムーザの城
ウィリアムに明日奈を取り返されたデルタムーザは白衣の男の部屋に来て居た
「扇よ、何故あの小娘は我からあの男に奪い返されたのだ?理由を答えて見せよ」
「わ、分かりません、記憶消去は完璧だった、それなのに元の記憶が戻ってしまった、私にもどう言うことか分かりません」
扇はデルタムーザの言葉から感じる怒りに恐怖を感じ体を震わせながら分からないと答えた
「ほう、分からないのか」
「は、はい」
「なら、お前などもう必要は無い、死ね」
デルタムーザは扇の首を剣で撥ねて殺した、そして男の死体を見下ろす
(やはりこんな男に頼るのが間違いだったな、そしてもうあの小娘も必要無い)
デルタムーザはそう思うと部屋を出て行った




