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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章二部王都の妖狐
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四話王都の影で動く者たち

とある王都の路地裏、黒騎士が歩いていた、彼はとある場所に向けて歩いているようだ

「あの方はどう言うつもりだろうな、俺にこんな所に来させて」

そう言いながら怪しい家の前で立ち止まった

「ここか」

彼がドアを開けて入ると一人の男が迎えた

「よく来たな黒騎士、こっちだ」

彼は男の案内に着いて行く

「お前が来たと言うことはあの計画を実行するのか?」

「ああそうだ、これがあの方が世界を手に入れる第一歩にになる」

そして部屋に入る、そこにはもう一人男がいた

「へぇあんたが上の偉いさんかい」

「ああそうだ」

黒騎士は椅子に座る

「それじゃ教えて貰おうかどう言う計画だ?」

黒騎士は答える

「ここにいる奴全員で暴れる、今回の目的は国に俺たちの存在を認知させるのが目的だ、だから出来るだけ派手にやる」

「それじゃ好きにやって良いのかい?俺達はあの女に逃げられた、せいで本部じゃ無くてこんな所に配属されちまったけど楽しみだねぇ」

この二人の男、明日奈を見張っていた者たちなのだ、見事に見失ったせいで今は王都に配属されている

「ふん好きにしろ、後その女の事だがな、この世界にいるしかも今はこの王都にいる筈だ」

「ほう、それは良い情報だ、見つけたら殺すのか?」

黒騎士は首を振る

「いいやあのお方は、あの女を手に入れるつもりのようだ、成長するまで適度に俺を含む幹部が殺さない程度に相手をすることになった」

「ちっなんだよ、ここにいるのなら殺すつもりだったのによ」

男は黒騎士に話す

「俺達はあの女を殺す、俺達がこんな所に配属される事になった原因だからな、上の命令なんて知らん」

「ふん勝手にしろ」

黒騎士も本当は殺したいのだが、組織のボスに殺すなと言われたらどうにもならないのだ

「それで?いつ実行するんだ?」

男の質問に黒騎士は答える

「三日後だ」



謎の組織の本部

一人の黒い髪をした男がいた

「しかしまさか、玉藻神弧の娘があそこまでの闇を持っているとはね」

男は黒騎士の報告を思い出していた

「問題はあれの闇をどうやって解放するのかだけど、さてどうしようか?なぁお前達」

男が幹部達に尋ねると一人の女が手を上げる

「私に任せてくれません?その子の闇を育てつつ、成長させてみせますわ」

その女は大きく胸を見せ付けるような服を着ており、赤い髪をしている

「へぇ、君に出来るのかい?」

「はいお任せ下さい」

女は自信が有るようだ

「分かった君も王都に向かうといい、混乱が起こればあの子を見る事が出来るだろう」

「はいお任せくださいませ、響様」

そう言うと女は転移した

「奴に出来るとお思いで?」

「さぁね、でも彼女は黒騎士よりも強い、あの子の成長の役に立つだろうさ」

そう言うと響は立ち上がる

「それじゃ俺は、遺跡に行ってくる、組織の事は任せたよ」

「はっお任せ下さい!」

男は黒騎士と女以外の二人の返事を聞くと目的の場所に向け転移した

明日奈を狙う組織のボスの登場です


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