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金色の九尾  作者: ブレイブ
五章三部お父さんとお仕事
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一話ファイアースコーピオン1

天上界神狐の館

翌日明日奈は朝起きてから朝食を食べると自分の部屋に戻りアシュレイと仕事に行く為に服を着替えていた

「良しっと」

この日は上はグレーの長袖のパーカーとその下に半袖のTシャツ、下はジーンズである、明日奈は腰にバックパックとホルスターと剣を付けると一階に降りて行った



玄関

一階に降りるとアシュレイが既に準備を終え待っていた

「明日奈、準備は出来たか?」

「出来たよ」

明日奈はアシュレイの隣に来ると準備は出来たと言う

「そうか、なら行くか」

「うん」

二人が外に出ようとすると神狐がやって来た

「明日奈、アシュレイ行ってらっしゃい」

「行って来ます」

「おう行って来るぜ」

二人は神狐に挨拶を返すとグラン王都ギルドに向かった



グラン王都ギルド

親子はギルドに来ると、依頼書が貼ってある掲示板の前に立っていた

「さーて、どれにするか・・・」

「多いから悩むよね」

掲示板には大量の依頼書が貼ってあり、多くの冒険者がどの仕事を受けようか悩んでいる

「ファイアースコーピオンの討伐依頼だって、これが良いんじゃない?」

「確かにな、報酬も中々良い」

ファイアースコーピオン尻尾から火を出す巨大な蠍である、稀に大量発生し森を焼き尽くしてしまう事がある

「それじゃこれに決定ね」

「おう」

親子はファイアースコーピオンの討伐依頼に行くことにした



サダラの村

依頼はこの村の村長が出した物である、まずは村長の家に向かう必要がある

「まずは村長の家に行かないとね」

「そうだな」

二人は村人に村長の家の場所を聞くと村長の家に向かう、村長の家はこの村で一番大きな家だ、アシュレイはドアの前に立つとノックする

「何のようかね?」

ノックして暫くすると初老の老人が出て来た

「あんたが村長さんかい?」

「そうだが?」

どうやらこの老人が村長のようだ

「そうか、俺達はあんたが出した依頼を受けた者だ、依頼の説明をしてもらえるか?」

「あんた達が儂の依頼を受けてくれたのか!入ってくれ!、依頼の説明をしよう!」

老人は嬉しそうにそう言うとリビングに案内した、二人は着いて行く



リビング

親子はリビングに来ると椅子に座る、老人は二人が座ったのを見ると依頼内容を話し始めた

「今回の依頼はあんた達も知っている通り、ファイアースコーピオンの討伐だ、だが大量発生した場所が最悪でな・・・」

「何処で大量発生したの?」

明日奈は何処で発生したのか尋ねる

「森の真ん中だ、今は村の男達が者達が、奴等が火を付ける度に消しているがそのうち追い付かなくなるだろう」

森が燃えればこの村や森に接している他の村も滅びてしまうだろう

「だからお前達には迅速にファイアースコーピオン達を狩ってもらいたい、出来るか?」

「任せろ」

アシュレイは自信ありげにそう言った

「頼むぞ」

その後親子は村長の家を出てファイアースコーピオンが大量発生した森に向かった

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