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金色の九尾  作者: ブレイブ
五章一部ワールドセイバーのお仕事2
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十三話

マーサの屋敷

明日奈とマーサはマーサの屋敷の空き部屋を借りそこで寝泊まりしている、現在は夜中である

「今日は平和だったね」

この日は移動中の襲撃などは無かったのだ

「そうだな、私は風呂に入ってくる、明日奈も一緒に入るか?」

部屋には備え付けの風呂があるのだ

「私は後で良いよ、ミランダがお風呂に入ってる間に屋敷の周りに怪しい奴が居ないか見てくる」

屋敷の周りの森に敵が潜んで居る場合があるので見回りは大切だ

「分かった」

明日奈は部屋を出ると、屋敷の庭に向かった




屋敷の庭

明日奈は屋敷の庭に出るとのんびりと歩く

「ちょっとジジイの屋敷に似てるかしら」

明日奈はマーサの屋敷を眺めながら帝の屋敷を思い出す

「たまには顔を見せてやろうかしらね」

そう言うと森の方に向かう

「ホワイトローズ、どう?」

『レーダーに写るのは小動物だけですね、敵は居ません』

敵は居ないようだ

「そう、引き続きお願いね」

『Yes』

明日奈はホワイトローズに警戒を引き続き頼むと、噴水があったので行ってみる

「綺麗ね」

明日奈はそう言うと水に触れる、水は冷たく気持ちいい、明日奈はその後屋敷の周りをぐるっと回ると部屋に戻った



マーサの屋敷

明日奈は屋敷に戻って来ると、前方からマーサが歩いて来た

「明日奈さん、こんばんは」

「こんばんは、マーサさん」

二人は挨拶する

「屋敷の周りの見回りですか?」

「はい、怪しい者は居なかったので安心してください」

明日奈はそう言うと笑顔を見せる

「そうですか、ありがとうございます」

マーサもそう言うと笑った


部屋に戻って来るとミランダが既に風呂から出ていた

「良い風呂だったぞ、君も入って来い」

「うん、警戒をお願いね」

明日奈はミランダに警戒を頼むと風呂に向かった


風呂

明日奈は服を脱ぐと風呂場に入る、そして先に体を洗うと浴槽に入った

「ふぅ」

お風呂が大好きな明日奈にとって至福の時である

「髪伸び過ぎかな」

浴槽から出るとそう呟く

「でも皆、綺麗って言ってくれるから切りにくいのよねぇ」

明日奈はそう言うと頭を洗い出した



マーサの屋敷

この日はマーサは屋敷で仕事をするようなので、明日奈とミランダは手分けをして屋敷の周りを警備している

『マスター、敵性反応4です』

「そう」

明日奈は通信機でミランダに敵が来たと知らせる

「ミランダさん、敵よ!西から四人来るわ!」

『分かった、こっちからも何か来る、そっちは頼むぞ!』

どうやらミランダが居る東からも敵が来るようだ

「分かった」

明日奈が通信を切ると、丁度、敵が森から出て来た、ホワイトローズの言う通り四人だ

「さぁて、行くよ!ホワイトローズ!」

『Yes、マスター』

明日奈は敵の剣を受け止めると、二人目の足を撃ち抜き、受け止めていた敵の腹を蹴る

「後三人」

足を撃ち抜いた敵の顔を蹴り気絶させると、三人目と四人目が銃を撃って来たので飛んでかわすと、剣を仕舞い、右手も銃を構えると、同時に足を撃ち抜いた後また顔を蹴り気絶させる

「後はあんただけね」

明日奈は右手のベレッタ92FSを仕舞い今度はホワイトローズを抜くと、最後の敵に近付く

「ヒィィ!」

男は一瞬で仲間が倒されたのを見て怯んだのか走って逃げようとするので、明日奈は足を引っ掛け転けさせる

「逃がさないわよ」

明日奈はそう言うと、手錠をかけて全員をワールドセイバーに送った

「ミランダさん終わった?こっちは終わったよ」

『あぁこちらも終わった』

どうやらミランダも特に問題無く敵を片付けたようだ

「流石ミランダさんね」

明日奈は通信を切るとそう呟き、また警戒に戻った

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