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金色の九尾  作者: ブレイブ
五章一部ワールドセイバーのお仕事2
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十一話

チーム29

明日奈はいつも通りフラフラと起き出すと、準備をし行きつけのホットドッグ屋でホットドッグを買うと職場に来た

「いつも食ってるよなそれ、美味いのか?」

ウィリアムが明日奈が手に持っているホットドッグについて聞いてくる

「美味しいよ!使ってるウインナーやパンとかが凄くバランスが良いの、オススメよ!」

聞かれた明日奈は目を輝かせて言う

「お、おう、今度行ってみるぜ・・・」

ウィリアムは明日奈の勢いに少し引きつつも今度行ってみる事にした

「やぁ明日奈、ウィリアム君、お早う」

「響、お早う」

「おう」

響は挨拶するとコーヒーを淹れる

「二人とも飲むかい?」

「うん、お願い」

「俺はさっき飲んだから良いや」

響は明日奈にコーヒーを渡すと椅子に座る

「味はどうだい?」

「うん美味しい、ありがとね?響」

明日奈は響にお礼を言う

「どう致しまして」

響がそう言った所でワトソンが入って来た

「お前達三人だけか?」

「うん」

ギルダーツとミランダはいつも遅く出勤して来るのだ

「そうか、残りの二人が揃えば新しい任務の説明をするのでそのつもりでな」

「分かった」



そしてそれから少し経った後全員が揃い、ワトソンによる新しい任務の説明が始まった

「新しい任務は二つある一つは要人の警護任務だ、警護対象の名前はマーサ、若い女頭取だ、これをミランダと明日奈お前達にやって貰う」

「分かった」

明日奈の返事を聞いたワトソンはもう一つの任務を説明する

「そしてもう一つの任務はこっちはいつも通り犯罪者の逮捕だ、犯罪者の名前はゲラ、最近第46世界で起こっている爆発事件の犯人かもしれないので確実に逮捕しろ、分かったな」

「任せとけ」

ワトソンはギルダーツの返事に頷くと

「よし、それでは任務に迎え」

ミランダと明日奈は警護任務、ギルダーツとウィリアムと響はゲラの逮捕に向かった




第三世界マーサの会社前

マーサの会社は代々続く有名な銀行である、今回の警護対象であるマーサは最近マフィアと問題を起こし命を狙われている

「銀行がマフィアと起こす問題と言ったら」

「お金の問題よね」

そしてこの二人の予想は当たっていた



マーサの部屋

「・・・と言う訳です」

マーサが話した内容はこう言う物だった、最近マフィアのボスが来てうちのマフィアと契約しろと言って来た、マーサは勿論拒否する、ボスは初めのうちは大人しく帰っていたがついこの間遂に我慢が出来なくなったようでお前の命は無いと思え、と言って帰ったそうだ、命の危険を感じたマーサはワールドセイバーに警護を依頼したと言う訳だ

「そのボスは他に何と言っていた?」

「他には何も・・・」

マーサは首を振る

「多分移動中とかに殺しに来るんだろうね」

「だろうな」

二人の言う通りそのマフィアのボスがマーサの命を狙うのを諦めない限り、マーサは命を狙われ続けるだろう

「諦めさせる方法はそのマフィアに殴り込んで、ボスを黙らせるか、何回もマーサさんを守って命を狙っても無駄だって理解させるかだね」

「流石に二人で乗り込むのは戦力不足だ、諦めさせる方向で行こう」

チーム29の他のメンバーが居れば、護衛を付けつつ、マフィアに殴り込む事も出来るが、今居るのは二人、殴り込むのには二人では少ないし、マーサの守りが手薄になるので殴り込みは不可能だ

「あの・・・」

「安心してくれ必ずあなたの命は守る」

「約束するわ」

それを聞いたマーサは安心した様子で微笑む

「はい、お願いします」

「ええ」

マーサの警護任務が始まった

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