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金色の九尾  作者: ブレイブ
四章六部戦いの始まり
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九話

ワールドセイバー内部

明日奈とリナが戦っている頃、デスイーターの構成員達は内部に侵入した

「目標は地下だ!行くぞ!」

構成員達は内部にいたワールドセイバーのエージェント達と戦闘に入り、リナ以外の幹部二人はそこを彼らに任せ地下に降りた



ワールドセイバー地下

本部最強の男とされるグラークは秘宝を保管する部屋の前で暇そうにしていた

「暇じゃ、これでは寝てしまうのぅ」

グラークはそう言うと欠伸をする、と階段の方から魔法弾が飛んで来たので腕で弾いた

「おい・・・有りえねぇよ、何で腕で魔法弾を弾けるんだ?」

「分からん」

ラウルと黒騎士はグラークの硬さに驚いた様子だ、グラークはやっと来た敵に嬉しそうな顔をする

「やっと来たか!どれ軽く捻ってやろうかのぅ」

そう言うと一気に二人に距離を詰めると黒騎士の方に殴りかかった

「むぅ!」

黒騎士はそのあまりにも速い攻撃をギリギリでかわした後剣で斬り付けるがグラークは腕で受け止めた

「フハハハハ!効かんのぅ!」

「これならどうだ!」

ラウルはグラークの目に向けて魔法弾を撃ったがグラークは軽くかわすとラウルを蹴り飛ばした

「ふぅむ弱い、話にならんわ!」

グラークはそう言うと気を張ると二人を吹き飛ばすと、それぞれぶん殴り気絶させた

「クックック、話にならんかったのぅ」

そう言うと扉の前に戻った、ラウルと黒騎士は放置だ、戦闘が終わった後でも確保出来る

「おやおや、情けないですねぇ」

また一人の幹部が地下に降りてきた

「お前は誰じゃ?」

「僕ですか?僕はゼダスそこで転がっている二人の仲間です」

ゼダスはそう言うと二人に触れ、デスイーターの本部に送った

「本部に送ったか・・・回収しておけば良かったかのぅ」

「残念でした、そして眠って下さい」

グラークはそう言うと睡眠弾を投げつけて来た

「むっ!?」

グラークはそれを飛び退いてかわすがゼダスは次々と睡眠弾を投げて睡眠ガスを部屋に充満させる、ゼダス本人は酸素マスクを付けており睡眠ガスを吸う可能性は無い

「どうですか?グラークさん、例え本部最強のあなたでも睡眠ガスは効くでしょう?」

「うむむ・・・」

グラークは必死に息を止めている、そして息を止めたままゼダスに飛びかかった

「おっと、息が出来なくてもその動きですか、素晴らしい戦闘力ですね」

「・・・」

ゼダスは息が出来ず、動きが鈍ったグラークの腹を思いっきり殴る

「武器を使う必要も無いですね、こうやって腹を攻めればそのうち空気を吸いたくなるのですから」

そう言って何度もグラークの腹を殴るそしてグラークは耐え切れずに息を吸ってしまった

「しまった・・・」

グラークはそう言うと意識が落ち倒れた

「ふぅ・・・ここが狭い空間で無かったら僕に勝ち目はありませんでしたね、さて秘宝を回収しましょう」

ゼダスはそう言うと扉を開けて中に入ると秘宝が安置されていた

「ふふふ回収っと、さて上の方達に知らせて引き上げましょうか」

ゼダスは部屋から出ると階段を上がり、地上に出た



ワールドセイバー本部一階

ゼダスは一階に出ると構成員達に命令した

「秘宝は回収しました!皆さん引き上げて下さい!」

それを聞いた構成員達は迅速に転移して引き上げて行く

「さて僕も」

ゼダスは転移しようとするが数発の魔法弾が飛んで来た

「させん!」

魔法弾を撃ったのはギルダーツ、だがゼダスはそれを全てかわす

「そうだ!それは渡さねぇ!」

ウィリアムがゼダスに接近し斬り付け、ミランダが槍を突き刺すが当たらない

「随分と激しい攻撃ですねぇ、だけど簡単には当たりませんよ!」

ゼダスはそう言うと爆弾を辺り一面にばら撒いた

「ではご機嫌・・・」

「逃がすか!この野郎!」

リナとの戦闘を終え全力で走ってきた明日奈がゼダスをぶん殴った

「・・・これはこれは元幹部の明日奈さんでは無いですか」

「ええこんにちは、秘宝を返しなさい!」

明日奈が挨拶するがゼダスは両手に銃を持つと明日奈に向けて撃って来た

「断ります」

「ホーリーシールド!」

明日奈は前方にシールドを張りながら彼に接近する、そしてもう少しで手が届くと言う所で

「よく頑張りました、でも届かない、また会いましょうね?」

ゼダスは転移した

「クソッ!」

明日奈の悔しそうな声が響いた



デスイーター、アジト

ゼダスはアジトに転移すると響の部屋に向かう

「響さん入りますよ」

「あぁ」

ゼダスは響の許可が出たので中に入る

「やぁ、ゼダス秘宝は?」

「ここに」

ゼダスは回収した秘宝を響に渡す

「ククク、やっと全てが揃った、よし早速邪神を復活させる、行くぞ!」

「はい」

響達は早速邪神を復活させる為に動き始めた



ワールドセイバー本部

明日奈は捕まった構成員に情報を聞き出そうとしていた

「ねぇ!響達は何処で邪神を復活させるの?答えなさい!」

「知ってはいるが、俺が話すと思うのか?」

男はニヤケながらそう言う

「そう話さないの」

明日奈はそう言うと男の首に剣を突き付ける

「それじゃ?死ぬ?」

明日奈の目は本気だ、その目に怯えた男は話し始めた

「悪かった話すから!、殺さないでくれ!」

「それならさっさと言って!」

男は場所を言い、明日奈は聞き出した情報をチーム29や佐藤に復活場所を話すと、向かった

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