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金色の九尾  作者: ブレイブ
四章六部戦いの始まり
175/335

八話

ワールドセイバー本部外部

リナはその手に持った槍で突き刺して来る、明日奈はそれをくぐってかわすと剣を下から振り上げるが当たらない

「リナやめて!私はあなたとは戦いたく無い」

「そう?私はあんたと戦いたいわ」

リナはそう言うと槍を振る、明日奈はそれを剣で受け止めた

「流石ね、普通なら防げない攻撃よ?」

「あなたとは何回も模擬戦をしたじゃない、そうじゃなかったら当たってたわ」

明日奈はそう言うとリナを押し返す

「そうね、あんたは私の技を全て知っている、だからこそあなたを倒せば私は更に強くなれる、だから嫌と言っても戦って貰うわよ!」

リナは明日奈に接近すると槍を突き刺すと見せかけると明日奈の足を払った

「くっ!」

明日奈はバランスを崩し倒れる、リナは倒れた明日奈の首に槍を突き付ける

「ふふふ終わりね?明日奈」

リナはそう言うと槍を突き刺したが、ホワイトローズが自動でシールドを張り明日奈には怪我は無かった

『ホーリーシールド、・・・マスター本気を出して下さい、今回は間に合ったから良かったものの、間に合わなければマスターは死んでいました』

「そうだね、死ぬわけにはいかないよね」

明日奈はそう言うと立ち上がる

「ごめんねリナ、ここからは本気で行くよ!」

「ふふふ、来なさい明日奈!」


二人は同時に飛び出す、リナの槍は明日奈の頬を擦り、明日奈の剣はリナの腕を軽く傷付ける

「ライジングランス!」

「ホーリーブレイド!」

二人の技がぶつかり爆発が起きた、その煙の中に二人は同時に突っ込むと、槍の柄と剣の刀身がぶつかり合う、明日奈はそこから銃を取り出し魔法弾を撃つがリナは顔を背けかわした後、明日奈を蹴り飛ばした

「うっ!」

明日奈は後方に飛ばされる

「貰ったわよ!明日奈!」

リナは槍を逆手に持ち突き刺して来るが、明日奈は横に転がりギリギリかわした

「危ない危ない、殺す気?」

「勿論」

リナは転がった先で尻餅を付いている明日奈を槍の先端で斬り付けるが、明日奈はまた転がりかわすと立ち上がり、リナの脇腹を蹴り飛ばした

「今のは効いたでしょう?」

「ええ・・・かなり痛いわ」

リナはそう言うと脇腹を摩る

「痛いの?じゃあやめる?」

「やめないわよ、あんたはここで殺す」

リナはそう言うと何回も槍を突きを放って来るが明日奈は剣で捌く

「ねぇ?明日奈当たってくんない?」

「嫌よ、痛いもん」

明日奈はそう言うと舌を出すと飛び、リナの上を取るとそのまま斬り付けた

「痛いわね!」

リナは肩を抑えながらそう叫ぶ

「ほら、当たったら痛いじゃない」

「ムカつくからあんたも喰らいなさい!」

リナはそう言うと更に速い突きを放つ、かわせない速度だった為明日奈はシールドを張ったがリナの槍はそのシールドを貫いた

「うわっと!」

明日奈はわざと尻餅を付くことで何とかかわしたが、槍は明日奈の頭上数センチと言う所を通った

「・・・おしいわ」

リナは悔しそうな表情を作る

「死ぬかと思ったじゃない!」

明日奈はかなり焦った顔をしている、本当に危なかったのだろう

「いや、死になさいよ」

「断るわ!ライトニングブラスター!」

リナはこれを横に飛びかわすが服が少し焦げた

「危ないわね!」

「そりゃ危ないわよ、当てるつもりで撃ってるんだから」

明日奈はそう言うとライトニングレーザーを連射する、リナは数発かわしていたが一発当たってしまう

「うぅ!」

明日奈は倒れたリナの首に剣を突き付けた

「ふふふ、私の勝ちねぇ」

「そうね、悔しいわ」

リナは本当に悔しそうな顔をする、それ程、明日奈に勝ちたかったのだろう

「ふふふまたやりましょうね?リナ、それじゃ私は任務があるから」

「ちょっと待ちなさい!明日奈何故私を殺して行かないの?」

リナは立ち去ろうとする明日奈を呼び止め理由を聞く

「理由?私の気まぐれよ」

明日奈はそう言うと、駆けて行った

「何よ」

リナはそう言うとまた悔しそうな表情を作った


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