プロローグ
第一世界
佐藤と工藤がワールドセイバー本部の最上階、最高司令官の部屋に通じる廊下を歩いていた
「なんでしょうかね?工藤さん」
「さぁな、俺達が呼ばれるって事はあの組織の事だろうさ」
そして、二人は警備員に止められる
「IDカードをお願いします」
二人はカードを取り出し見せる
「・・・はい、大丈夫ですお通り下さい」
二人はカードを受け取ると更に進む、そして部屋の前で止まりノックする
「最高司令官、入ります」
「うむ入れ」
中からレビルの声が聞こえ、入室許可が出たので二人は中に入る
「さてお前達を呼んだのはお察しの通りデスイーターに関する事だ」
工藤の予想は当たったようだ
「奴等の事が分かったのですか?」
佐藤が尋ねる
「いいや、分かったのは奴等の次の目的だ」
「何が分かったのです?」
佐藤に何が分かったのか聞かれたレビルは話し始める
「奴等は九個目の秘宝を見付けた、そして十個目もな、ワールドセイバーはこれより秘宝を封印している遺跡に向かい秘宝を先に手に入れる、十個目の遺跡には本部のチームを向かわせる、九個目の遺跡には地球支部のチームを向かわせろ大至急だ、絶対に奴等に秘宝を渡すなよ!」
「はい!」
「分かりました!」
レビルは二人の返事に頷くと
「では早く行け!」
二人は急いで地球支部に戻った




