四話
銀狼団のボスが明日奈とミランダに迫る
「ホワイトローズ、ブラスターモード!」
『Yes、ブラスターモード』
明日奈はホワイトローズを変形させると飛びかかって来たボスに撃ち跳ね返した
「よし!」
跳ね返された男にギルダーツが魔法弾を叩き込む
「よし!双剣十連撃!」
ウィリアムが突っ込み技を放つがその右腕を掴まれた
「ククク、効かんなぁ!」
ボスはそのままウィリアムを投げ捨てると、彼に一撃を加えようと迫る
『ホーリーシールド』
明日奈はウィリアムの前に回ると彼を守った
「ウィリアム!今よ!」
「おう!ファイアソード、アイスソード!」
ウィリアムは右手にファイアソード、左手にアイスソードは発動させるとボスの後ろ側から斬り付けた
「ムゥ!」
ウィリアムの攻撃により体制が崩れたボスの顔に向けミランダはまず顔に柄を叩き込むと今度は顔を蹴り上げる
「ストライクランス!」
ミランダはそのまま無属性の槍攻撃を男の腹に向けて放った
「グォォ!フン!」
だがボスは耐え切るとミランダ腕を掴み蹴りを打ち込んだ
「ぐぅ!」
ミランダはそのまま倒れる、ボスは倒れたミランダんに更に追撃を加えようとするが、ギルダーツが魔法弾を撃ちそれを邪魔した
「邪魔だ!」
ボスは矛先をギルダーツに向けると拳を振り上げながら彼に接近する
「ホーリーソード!」
それを明日奈が邪魔をし、それを喰らったボスは少し後退した
「行くぜ!火炎双剣十連撃!」
後退したボスにウィリアムが火属性の連撃技を放った
「うぉぉぉ!?」
「行くよ!ホワイトローズ!」
『Yes、ライトニングブラスター』
明日奈は再びホワイトローズをブラスターモードに変形させると敵に向ける
「ライトニングブラスター!」
雷属性のレーザーがボスに当たり爆発した、それを見たミランダが突っ込みドドメをさす
「ドドメだ!インフェルノランス!」
燃え盛る槍を叩き込まれたボスは声も出せずに倒れた
「勝ったぜ!」
ウィリアムは嬉しそうにそう言った
戦いが終わりチーム29を含む地球支部の各チームは銀狼団の本部を調べていた、明日奈達は銀狼団のボスの部屋だ
「こいつらがやった悪事の証拠がドンドン出て来るね」
端末を調べればどんな世界に何処で盗んだ鉱石を運んだのかと言う情報が大量に出て来る、中にはデスイーターも含まれていた
「でも、どの組織も本部の場所は書かれてねぇな」
デスイーターを含め、取引先の情報は一切書かれていなかった
「書いちまったら、取引先を含め俺たちみたいな警察組織に纏めて潰されちまうからな、そりゃ書かねぇさ」
ギルダーツはそう言うとタバコを取り出した
「君は相変わらずタバコを吸っているのか・・・体に悪いから辞めろと何回も言っただろう」
ギルダーツがタバコを吸うのを見たミランダは呆れたようにそう言う
「すまんなミランダ、これだけは辞めれねぇのさ心配してくれてありがとな」
ギルダーツはタバコを吸いながらミランダの肩を叩いた
「君と言う奴は・・・まぁ良い、それで君達は新人だな?」
ミランダは明日奈とウィリアムの方を向くとそう尋ねる
「うん、私はワールドセイバーに入って三ヶ月目の明日奈よ、よろしくね?ミランダさん」
「俺は入って一年のウィリアムっス、よろしくお願いします」
二人は自己紹介する
「うん、二人ともよろしく」
こうして槍使いのミランダがチーム29に戻って来たのだ
ミランダの外見は長い赤髪で、身長は169cmです
使っている槍は黒と金色の配色をしています




