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金色の九尾  作者: ブレイブ
四章四部ワールドセイバーのお仕事1
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二十話

ワールドセイバー地球支部

佐藤は工藤に呼ばれ彼の部屋に向かっていた

「入りますよ、工藤さん」

佐藤は工藤の部屋の前に来るとノックしながら入っても良いか聞く

「入れ」

佐藤は入っても良いと言われたので部屋の中に入った

「こんにちは、工藤さん」

「あぁよく来たな、座れ」

工藤は椅子に指を指し座るように言う

「まず、最初に明日奈姫はどうしてる?」

「明日奈君ですか?最近はチームのメンバーと一緒にブラックキャットのボスを逮捕したりして大活躍ですよ」

それを聞いた工藤は頷く

「そうか、神としての力の覚醒はまだか?」

「はい、ワトソンさんからの報告によると兆しは無いそうです」

佐藤は二日に一度ワトソンに明日奈の動向を聞いている

「ふむそうか、デスイーターの事だが」

「本題ですね」

工藤は頷くと話し始める

「どうやら、宝玉を八つまで集めたそうだ」

「後二つですか・・・」

佐藤は顔を顰める

「うむ、本部が今奴らのアジトを探しているが中々見つからんようだ、明日奈君が報告してくれた場所は何も無かったそうだからな」

デスイーターはまだ明日奈が居た頃の場所から本部の場所を移している、今はワールドセイバーの本部が必死に新たなアジトの場所を探している

「第57世界から本部を移している可能性は考えられませんか?」

新しいアジトは別世界にある可能性もあるのだ

「うむ、本部はその可能性も考えて、今は別世界にも捜査の手を広げているが、俺はやはり第57世界の何処かにアジトが有ると考えている」

「もし第57世界に有るとしたら何処に有ると思いますか?」

佐藤は工藤の考えを聞いてみる

「やはりグラン王国だろう、あの国が一番国土が広いからな」

「そうですよね」

二人はこの後もアジトが何処に有るのかお互いの意見を語り合った



チーム29

明日奈は休みが終わったので出勤した

「おはようごさいます」

「おう、お早う」

ギルダーツが挨拶を返す

「今日は任務無し?」

明日奈はソファに座りつつ質問する

「おう無いってさ、うちはお休みだってよ」

つまり、チーム29は暇なのである

「ここに居ても暇だしな、パトロールに行くぞ」

「はーい」

ギルダーツは部下二人を引き連れパトロールに向かった



ニューヨーク市街

ウィリアムが車を走らせギルダーツは助席、明日奈は後部座席だ

「今日も平和ね」

明日奈が窓から外を眺めながらそう言う

「事件が無いってのは良い物だな」

ギルダーツはタバコを吸いながらそう言う

「どうします?暫く走ってから帰りますか?」

「そうしてくれ」

結局この後も何も無く、三人は地球支部に帰った



再びチーム29

明日奈達が部屋に戻って来ると、ワトソンが部屋に入って来た

「全員揃っているな?」

「えぇ」

明日奈が返事を返す

「それではお前達に任務だ」

「どんな任務だ?」

ギルダーツがどんな任務か聞く

「うちのチームの一人、ミランダを探せそれが今回の任務だ」

ミランダ、チーム29の一人で槍使いだ、彼女を探す為の任務が始まった




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