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金色の九尾  作者: ブレイブ
四章四部ワールドセイバーのお仕事1
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九話

地球支部チーム29

明日奈が尻尾をゆらゆらさせてコーヒーを飲んでた所、ワトソンが部屋に入って来た

「お前達任務だ」

「ブラックキャットの事?」

明日奈が質問する

「捕まえてみないと分からんがな、デスと言う殺し屋をうちのチームが捕まえる事になった」

デス、長年殺し屋として様々な人物を殺して来た極悪人である

「そいつがブラックキャットと関係あるかも知れないって事か」

「そうだ、デスは主に第26世界で活動している、お前達は第26世界に向かい奴を捕まえろ」

ワトソンの指令に

「分かった」

明日奈は返事を返した



第26世界インラーシダ

明日奈は路地裏にある店を回りデスの情報を集めていた、だが中々見つからず現在は情報通と言われているマスターが経営している、薄暗いバーで情報収集をしている

「マスター、デスの事教えてよ」

「そんな事を聞いてどうする?」

マスターは関わりたく無さそうだ

「これ見て」

明日奈はワールドセイバーの手帳をマスターに見せる

「それは!?・・・ここに行け」

マスターは明日奈の手帳を見ると地図を出し一件の建物を示した

「ここに裏の奴等の事なら一番詳しい情報屋がいる、そいつなら知っているだろう」

「分かったありがとう」

明日奈はお礼を言うと店から出て行った

「デスか・・・あの子が殺されない事を祈ろう」

マスターはそう言うとグラスを磨き始めた



情報屋

明日奈は情報屋の前に立ちその外見を眺めていた

「こんなの教えて貰わなないと分からないわね」

明日奈はそう言うとドアをノックし中に入った

「いらっしゃい、誰の情報をお求めで?」

店主は店に入るなりそう言った、店主は若い男である

「デスの情報を教えて」

「デスか、大物だね」

店主はそう言うと情報の書かれた紙を明日奈に渡した

「それが奴の情報さ」

「・・・殆ど何も分かってないのね、分かってるのは使っている武器だけ」

紙は殆ど白紙で唯一書いてあるのは様々な重火器を使うと書いてあるだけだ

「そう、だからそれだけならタダだ、大した情報は載ってないからね、でも奴が今日何処で誰を殺すのかを知りたいのなら金を寄越しな」

そう言われた明日奈は手帳を見せる

「情報料はここに請求して、さぁ教えて貰おうかしら」

手帳を見た男は驚いた顔を一瞬するがすぐに笑い出す

「クッフフ、良いよ教えてやるよ、今日は・・・」

男は情報を話し始めた


とあるビルの上、デスは今回のターゲットがいる部屋を見つめていた

「天に召されよ」

デスはそう言うとスナイパーライフルでターゲットの頭を狙う

「死ね」

デスはトリガーを引こうとしたが後ろから何者かの気配がしたので振り返る

「こんばんは、あのまま気付かなかったら腕を撃ち抜いていた所よ」

明日奈はそう言うと左手の銃で彼を狙いながら近付く

「誰だ貴様は」

デスは明日奈に名前を尋ねる

「私?私は金色の九尾よ」

明日奈はそう言うと剣を抜いた

「あんたにはたっぷりと聞きたいことがあるの、大人しく捕まってくれるかしら?」

「誰が捕まる物か!」

デスはそう言うとスナイパーライフルを撃った

「ホーリーソード」

明日奈はその場で回転しながらホーリーソードを発動させると弾を斬った

「ほぅ、この近さでよくも弾を斬れた物だな」

デスはそう言うとスナイパーライフルを投げハンドガンを二丁出す、そして二発撃った、明日奈は彼が撃つ前に駆け出すと一発目は銃口の位置を見てかわし二発目は体を捻りかわすと剣を振り上げ斬り付ける

「貰った!」

だがデスは反転して剣をかわすと今度は明日奈の頭に銃を突き付けた

「こちらこそ貰った」

銃声が響いた


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