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金色の九尾  作者: ブレイブ
四章四部ワールドセイバーのお仕事1
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五話

ワールドセイバー地球支部

ウィリアムは先に送られていた明日奈をおぶると医務室に連れて行く、医務室に入ると医師に話しかける

「すまん、仲間が倒れたんだ、診てやってくれ」

「分かったわ、あらこの子は」

医師はレイミは明日奈を見るとすぐに何処かに電話をかけた

「あんたが診ないのか?」

「私も診るわよ頭の傷はね、でも倒れた理由は頭の傷のせいじゃ無いそうでしょう?」

レイミは明日奈が神の子であると佐藤に教えられているのだ、なので倒れたのは別の理由だろうと予想できた

「そうだ」

「なら私が診れるのは頭の傷だけ、ほら退きなさい、消毒して包帯を巻いてあげなきゃ」

レイミは明日奈の顔に垂れている血を拭き取ると消毒し、包帯を巻いた

「これでよしと」

レイミが治療を終えるのと同時に一人の女が入って来た

「ほぅ、その子が神狐様の娘かい」

「はい、この子が気絶した理由を診てくれますか?」

診てくれと言われた女は明日奈に近付くと頭に触れる

「ふむ、これはまだ半覚醒なのに神の力を使ったせいで体が付いて行かなかったんだろう、そのうち起きるさ」

「分かりました」

そう言うと女は明日奈の頭を撫でると顔を近付ける

「初めまして姫様、また今度お話ししましょう」

女はそう誰にも聞こえないように眠っている明日奈に話しかけると出て行った

「明日奈は大丈夫なのか?」

ウィリアムは明日奈が大丈夫なのかを聞く

「えぇ」

「そうかそれじゃ後は頼む、俺は部長やギルさんのとこに行かなきゃならねぇ」

それを聞いたレイミは頷く

「えぇ任せなさい」

それを聞いたウィリアムは出て行った



二時間後

明日奈は頭を押さえながら目を覚ました

「イタタ・・・あれ?何で私こんな所に居るんだろ?」

「あら?起きたのね」

レイミは明日奈が目を覚ましたのを見ると近付く

「えっと、私はどうしたんですか?」

「頭を怪我して気絶して、ここに運ばれて来たの、怪我は頭の傷だけだから安心しなさい」

レイミは明日奈に水を渡す

「ありがとう、あの後どうなったのかしら?ギルやウィリアムに聞かないとね」

明日奈はそう言うと立ち上がる

「大丈夫?」

「はい大丈夫です、頭の治療ありがとうございました」

明日奈はそう言うと出て行った



チーム29

明日奈は下の階に降りると職場に戻って来た

「よう明日奈、大丈夫か?」

「うん、大丈夫よ」

明日奈はそう言うとソファに座る

「それでギル、あの後何があったの?」

「覚えてないのか?」

明日奈は頷く

「うん」

「そうか、お前はあの後気絶させられて暫くした後目を覚ましてあの男と戦って倒したんだ」

明日奈は思った全く記憶に無いなと

「全然覚えてないわ」

「話に聞いていた神の力じゃ無いか?」

このチーム限定で明日奈が半覚醒の神だと言うことを知らされている

「そうかもね」

「しかし凄かったんだせ?すげー光ってる剣を振りまわしたなと思ったら部屋が吹っ飛んであの筋肉男が倒れてたんだからな」

ウィリアムは興奮した様子で話す

「うーん、そんな技使えたっけ?」

「覚醒したら使えるようになるんじゃないか?」

ギルダーツが意見する

「そうかもね、それじゃ私、帰るわね」

「うむ、今日は怪我をしたんだゆっくりと休めよ」

明日奈はこのワトソンの言葉に手を振ると自宅に帰って行った


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