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金色の九尾  作者: ブレイブ
二章異世界の妖狐
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五話

明日奈が魔法を習う話です

明日奈は平原でアーシェに魔法を教わっていた

「ねぇアーシェ、アリシアがさんがたまに居なくなるのは何でなの?」

「ん?あぁ、詳しくは言えないんだけどね?本業に行ってるの、あなたは信用出来るから話すけど、私達親子はエルフなのよ?」

「えっ?でも耳尖って無いじゃない?」

「私達親子には事情があってね、詳しくは言えないんだけど、この指輪で耳を隠してるのよ」

アーシェはそう言うと指輪を見せる

「私も付けてるんだよー、あっちなみにエルフ用しか無いからね」


そしてアーシェによる魔力の授業が始まった

「さてと魔力の授業を始めましょうか、まずは魔法の種類から説明するわね」

「はーい」

「うん、良い返事ね、魔法は攻撃系と状態異常系があって、強さは初級、中級、上級に分かれているわ」

「そうなんだ」

「そうなの、それと魔法はイメージが大切なだからね、イメージがちゃんと出来て無いと暴発するから気を付けること」

明日奈は頷いておく

「ねぇ、オリジナルの魔法って有るの?」

「勿論有るわよ、ただオリジナルは普通の魔法以上にちゃんとイメージ出来て無いと爆発するから気を付けてね」

経験者は語る

「私は魔法ってあまり得意じゃ無いんだけどね?、オリジナルを試してみた時にちゃんとイメージ出来て無かったせいで爆発したの、だから慣れるまではやめた方が良いよ」


そして授業が終わると次は実践である

「それじゃ実際に魔法を撃ってみましょうか、まずは基本的な魔法であるファイアを撃ってみましょう、取り敢えず火をイメージしてみて」

明日奈は炎をイメージして魔法を撃った

「ファイア」

ボォォォォォ、十メートル位の火柱が立ち、明日奈は倒れた


「・・・ねぇお姉ちゃん弱くって言った?」

「言って無いわね・・・それに明日奈は炎をイメージしたみたいね・・・」

そして二人は再び気絶した明日奈を万屋に運んだ


「う、うーん?あれ?私また気絶した?」

明日奈が起きるとアーシェが入って来た

「あら、明日奈起きたのね、ごめんね弱くって言うのを忘れてたわ」

「私が倒れたのは魔力に慣れて無いのと、ちゃんとイメージ出来て無かったせい?」

「ええそう言うこと、ちゃんとイメージ出来て無かったらこうなるって事を覚えておいてね?」

「うん、分かった」


二日後

「ファイア」

明日奈が撃ったファイアは威力が高すぎる事も無くちゃんと制御出来ているようだ

「うん合格よ、ファイアがこれなら他の初級魔法も大体制御出来る筈よ?」

「うーん、でも魔法って難しいのね、初級魔法でも結構疲れるわ」

「でしょ?何でも魔法使えるお姉ちゃんがおかしいの、私の魔法の才能ってね?多分お姉ちゃんに全部取られたんだと思う」

リシアがそう言うと

「あら?あなたの場合練習しないのが悪いんじゃない?」

「うっ、そう言われると何も言えない・・・」


三人はそんなことを話しながら万屋に戻ると、氷河と見たことが無い女の子が来ていた

「おぉ三人とも久しぶりだな、どうだ?明日奈剣は使えるようになったか?」

「えぇ剣は使えるようになったし、魔法は初級を使えるようになったわ、それよりも氷河その子誰なの?」

明日奈は見知らぬ女の子に付いて尋ねる

「あぁこの子は俺の弟子で(スズ)と言う、お前に任せたいと思ってるんだ、ほら鈴、自己紹介だ」

「はい!師匠、明日奈様始めまして、私は氷河様の弟子の鈴と言います、これからよろしくお願いします」

「ええっと氷河どういう事なの?」

氷河が説明する

「うむ、お前にも仲間が必要だろう?鈴にお前の事を話したら会ってみたいって言ってな、だからお前に任せる事にしたんだ」

「私は良いんだけど鈴さん?本当に私と一緒に来るの?」

「はい、明日奈様私は氷河様の話を聞き、一緒に行きたいと思いました、ですのでこれからよろしくお願いします」

明日奈は頷くと

「分かったわ、でも明日奈様はやめて、普通に呼び捨てで呼んで欲しいの」

「はい!分かりました、明日奈!」

こうして明日奈の始めての仲間が出来たのだ


鈴の外見は黒髪で身長は142センチ、明日奈と同じく一尾で15歳です

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