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金色の九尾  作者: ブレイブ
三章asuna四部燃える城塞都市
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一話

城塞都市

明日奈とクリスティ達が対峙していた

「楽しい事って何だ?」

「さぁなんだろうねぇ?」

鈴が明日奈に話しかける

「明日奈さんお願いです、元の優しい明日奈さんに戻ってください!」

「嫌だ、何回も言ってるでしょ、手遅れだってさぁ」

明日奈は少しイラついた様子で話す

「本当しつこいなぁ」

「しつこいのは当たり前だ、私達は今も君の事を仲間だと思っている」

フォードが明日奈の瞳をしっかりと見て言う

「あぁそう、私にとってはあなた達は敵」

「君は本当にあの時戦った明日奈なのかい?全く印象が違うよ」

ラーシュは明日奈の変わり様に戸惑っているようだ

「私は私、ただ光か闇かの違いだよ」

「それじゃ私達が明日奈さんを光に戻します!」

明日奈は鼻で笑う

「ふんやってみろ出来るもんならな、さてとそれじゃ始めよっか?」

「だから何をするんだよ!」

明日奈が芝居がかった仕草で手を振ると、色々な場所で大爆発が起こった

「こうするんだよ、ふふふ人間がいっぱい死んだね、ざまぁみろ!」

「明日奈お前!」

明日奈はクリスティ達を見て言う

「あははは!私になんて構ってて良いの?このままじゃ沢山の人が火に焼かれて死んじゃうよ?」

「フォードさんとラーシュさんは街の人と協力して火を消して下さい!私とクリスティさんで明日奈さんを説得します」

「分かった任せたよ鈴ちゃん、行くよ!フォード」

ラーシュとフォードは火を消しに向かった、ラーシュは水属性の魔法も使えるので大いに役に立つだろう



「ふーん二手に分かれるんだ、まぁ良いやあの二人は後で潰そっと」

「させねぇぜ、お前の相手は俺達だ!」

明日奈は剣を抜く

「あなた達にそんな事出来るとは思えないなぁ、まぁこのブラッドローズの糧になってね?」

「なりません、私達は明日奈さんを救うんですから!」

明日奈は鈴に一気に接近するとこう言った

「もう遅いんだよ」

そして蹴り飛ばそうとしたがクリスティが邪魔をした

「鈴下がれ!」

「分かってます!」

鈴は下がるとスナイパーライフル型の魔法銃を取り出した

「おっかっこいいじゃん、弓はやめたの?」

「弓も使います、でも明日奈さんを相手にするのならこっちの方が良いんです」

鈴が魔力を魔法銃に回し明日奈に向け発射する、だが明日奈はかわしながら鈴に接近し今度は鈴を蹴り飛ばした

「ふふふ、クリスティ?今度は邪魔出来なかったね」

「クソッ!鈴、大丈夫か?」

「大丈夫ですクリスティさん」

クリスティは鈴が大丈夫だと言うことを確認すると明日奈に接近する、明日奈の顔を殴ろうとするが簡単にかわされ胸の辺りを斬られた

「チックソ!」

それでも攻撃を続けるが当たらずどんどん傷付いて行く

「クリスティさん!」

「大丈夫だ、明日奈の足を止めてくれ!」

「・・・分かりました」

今度は鈴が明日奈の行動を予測し魔法銃を撃つ、明日奈は右左に余裕でかわすが斜め後方から近付くクリスティに気付かなかった

「撃鉄三十連撃!」

三十発の拳が炸裂する、が明日奈が当たったのは最初の数発だけだった

「・・・」

「へっ!どうだ明日奈!当ててやったぜ!」

明日奈は俯いている

「ただが人間が私に触れた?」

明日奈の顔に少しずつ怒りが湧いて来る

「人間如きが、よくも私に触れたな!」

明日奈そう叫ぶとクリスティに接近すると思いっきり蹴り飛ばした

「死ね」

明日奈の剣がクリスティの首に迫る

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