プロローグ
三章asuna三部砂漠の国の九尾、開始です
明日奈の部屋
明日奈はうつ伏せになって寝ていた
(本当に何なのあいつらは、みんな私の中に入ろうとして)
明日奈はシーツをギュッと握る
(私はもう助けなんて必要無いのに、あなた達が遅いから私はこうなったのに今更・・・)
明日奈の瞳は暗い
(今度邪魔したらもう容赦しない、たっぷりと痛め付けてやる!)
明日奈は薄く笑っていた
響の部屋
明日奈と黒騎士とリナは響に呼び出されていた
「良く来てくれたね俺の幹部達、今回君達を呼んだのは組織の準備が整ったのを報告する為だ」
「私達が世界を支配する時が来たってこと?」
響は頷く
「そう言うことだ」
「ふふふようやくこの時が来たのですね」
リナは待ちに待っていたのだろう嬉しそうだ
「そこで君達には残りの二人の幹部を探して欲しい、彼等は計画を実行する時に正式に仲間になる約束でね、計画を実行すると言うことを知らせてここに連れて来て欲しい」
「分かった、その人達は何処にいるの?」
明日奈の質問に響が答える
「一人はラウルと言って多分砂漠の国を旅している筈だ、もう一人はゼダス彼は水の国フローレスにいる筈だ」
「俺が水の国へ行こう、明日奈とリナは砂漠の国に行ってくれ」
明日奈とリナは頷いた
「分かった」
「それじゃよろしく頼むよ三人とも」
この翌日、明日奈とリナは砂漠の国へ向かう船に乗っていた




