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ら行

ら行はお高くとまっていたためにある種の人には嫌われていた。事実彼らの行動は誇張めいた演劇のような優雅な仕草をしていて、常に微笑していた。彼らは自分が才覚に優れた貴族だと思っていた。”ら”は詩人でひたすら耽美的な詩を書いていた。”り”は礼儀にうるさく、下々の礼儀のなさに腹を立て、いつも注意していたために、周囲からうざったいと思われた。”る”はタキシードを着た紳士だが、したたかな、怪盗紳士やドラキュラのような不気味さがあった。”れ”はガーデニングが趣味で、常に上品さを保っていた。”ろ”は小説家で、自らの性質を反映するかのごとく重厚で渋く厳しい長編小説を書いていた。

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