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は行

は行はマルチタレントで、半濁音としてぱぴぷぺぽとおどける事ができた。彼らは真面目でかつかなり感情的であった。その昔、古文として、あいうえおの代役をした事さえある。リーダー格の”は”は正に真面目で意見も言えるしっかり者だったので、助詞の仕事を任された。だが、彼が助詞の仕事をするとき、何故か発音が”わ”と全く同じになったのは本人にとっても不思議であった。また、それは同時に”わ”にとって”は”が憎しみの存在となったのはのちに後述する。真面目な彼に反して”ひ”は気が狂っていた。それはむしろ根が真面目なためかもしれない。”く”よりも重症で、毎日毎日泣いたり笑ったり悲鳴を上げたりしている。「ひひひひーひーひーーーひーーーーーひーひーーー」彼は感情の根本から壊れていた。”へ”は周囲から不気味がられていた。いつも冷たい薄笑いを浮かべ、片仮名の緊張状態でも”ヘ”とまったく表情に変化はない。その上、彼は”は”同様助詞の仕事をしていたが、あの母音の”え”と全く同じ発音をしていて、”え”様をさしおいて助詞になったのか、とさえ噂された。”ふ”と”ほ”は似たもの同士で享楽主義者であった。違いといえば”ふ”は安息をゆったり味わうのが好きで”ほ”は幸せを一気に味わうのが好きであった。例えば風呂に長らく浸かるのが好きなのが”ふ”で、寒い中一気に入るのがすきなのが”ほ”であった

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