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気まぐれ神様のご飯屋  作者: にのまえ


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20/20

ご飯屋お花へようこそ

 静かな裏路地にぽつんと佇む、飯屋「お花」

 金曜の夜、わずか二時間——二十時から二十二時だけ暖簾を掲げる、カウンター席五席の小さな店です。


 この店の主は、近くの稲荷神社に祀られる神様。

 けれど、そのことを知るのは、同じ“世界”の者たちだけ。店を一歩出れば、誰もその店主の顔を思い出せません。

 

 ただし、一度でも口にした料理の味だけは、決して忘れられない。


 料理をこよなく愛する店主が、心を込めて作る品々。

豪華ではないけれど、どこか懐かしくて、沁みわたる美味しさ。

 

 多くの人は救うことはできなくても、ここに訪れた人だけはそっと癒したい。そんな想いが込められた一皿が、あなたを待っています。


「ようこそ、いらっしゃいませ。本日は何を召し上がりますか?」


 静けさと優しさに満ちた「お花」の暖簾を、どうぞくぐってみてください。

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