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翻訳のスキルは凄まじい。

初めて魔書で得たスキルだが

有能な物すぎて、興奮がおさまらない。

散歩に行く前の実家の飼い犬ほどに

俺はいま興奮している。


読めなかった文字を当たり前のように

読み取ることができ、書くこともできる。

簡単に言えば英語や中国語を勉強せずとも

使用できるのだ。ベストオブ便利。


ちなみに危険察知と鑑定のスキルも得た。

その度に転生強制ネキと会い、疲労感を

味わっている。なんだかすごくやらしい言い方だ。

アパ不倫みたいだ。



俺は読めることが楽しすぎて

朝がくるまで時間を忘れて本棚の

本を読み漁った。


この世界の逸話や英雄譚の本や神に関する言い伝え

、そしてなんとステータスの各能力値におけるものが記されていた。

この本をこのタイミングで読めたことは正直かなり

助かる。



俺はステータスにおける能力をあげる項目が

あまりにも少ないと思っていた。例えばだが

攻撃魔法を受けた際も防御力だけを上げていれば

良いわけじゃなく、MPと防御力のバランスで

受けるダメージが変化するらしい。

単純に物理攻撃なら防御力で良いらしい。

なんともよくできているものだ。


そしてLUK(運)の項目だ。

この本によればLUK(運)とは

精霊や神や悪魔など加護の入り口を広げるものらしい。この本の著者いわく加護を受けるものは

かなり少ないらしい。特別な条件が無ければ

得られないものであり、そもそも精霊や神や悪魔にはそう簡単には会うことは出来ないからだ。


なのでこの世界ではLUK(運)をあげるものは

ほぼと言っていいほどいないらしい。

俺のスキルでもある神の慈悲。

LUK(運)を上げれば効果をもっと得ることが

出来るのなら最優先で上げるべきなのか。




ちなみに天井で青白く光っていた紙の正体も鑑定のおかげでわかった。

あれは魔紙と呼ばれる魔力の込められた紙に

スキルや魔法が込められたものだ。

この天井の紙には魔物避け、人避けの効果があった。

人避けの効果をすり抜けたのももしかしたら

神の慈悲のスキルがあったからなのか、、、。



とりあえず安心だ。

俺は力尽きるように眠るのであった。



_____________________________________

佐藤圭 LV.①

HP(体力)...16

MP(魔力)...11


ATK(攻撃力)...3

DEF(防御力)...5

AGIすばやさ...2

LUK(運)...2


未振分...30


スキル 

神の慈悲

...様々な状況下において神からの慈悲を受ける。


翻訳

...様々な言語を即し理解、使用することが可能


危険察知

...あらゆる危険を感知する。


鑑定

...万物を詳細に知り得る力。


所持

銅の剣 木の盾 アイテムボックス

_____________________________________


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