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家の中を漁り散らかせば散らかすほど

ここに住んでいた人間がどんな人物だったか

理解できそうな気がしている。


散々やばいやつだとサイコパスだと

勝手に勘違いしてしまっていたが、

かなり几帳面で勤勉家である。


実験の資料と思われるものや

魔法、スキルについて書いてある紙が

山のようにある。


ファルトリアに向かうのはここで

しっかりと準備をした後でいいだろう。

その前にできるだけ自分なりに理解してみようと思う。


森の中にいると死を想像してしまっていたが

いざ安全な場所に着くと魔法やスキルへの

探求が気になって仕方がない。

しょうがないだろ。男の浪漫だから!




家の天井に貼られている紙。

あれも多分魔法の一種だろうな。

うっすらと青く発光しているが

どんな効力かは分かっていない。

まあ、分からないことは後回しにしよう。

とりあえず汗かいたし、体でも流そう。




無事に体を清めた俺は書物をいくつか

解読してみようと試みた。

日記のような手書きの物

金色のガッシ○ベルさながらのカラフルな本

大小様々だがやはりどれも読めない。


「んーーー、やっぱりわかんねぇーわ」


この世界にも文字があるなら

勉強するしかないのだろう。


正直、生きていくには絶対に必要なものだろうが

めちゃくちゃめんどくさい。


通訳がいるわけでもないし

教本があるわけでもないということは、、

そういうことだ。



分からないなりに本を取って読み漁っていたら

一冊だけなぜか妙に惹かれる本があった。

カラフルな本の中にあった一冊だ。




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