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「ふぅ、こんなもんか」
異世界への転生をしてから3週間が経った。
この期間に俺はレベ上げと知識を培うことに充てた。
レベルも①から⑦に変わり、
未振分のポイントはLUK(運)に全振りした。
ステータスもレベルと共に上昇したのだが
LUK(運)だけは未振分のポイントでしか上昇できなかった。
この選択が吉と出ることを祈る。
レベ上げに関して魔物除けの魔紙は
凄まじい性能を見せてくれた。
魔物除けというと俺の解釈では単純に
魔物達が無意識に近づかないように
なることを想定していた。
だが違ったのだ。
この魔物避けというスキルはその効力がある範囲内に戻ると魔物に認識、索敵されなくなり魔物からの敵対意識を妨げるものだった。
うん、分かる。
言いたいことはめちゃくちゃ分かるぞ。
バカチートですありがとうございました。
ということはだ。
言いたいことは分かるはずだろ。
これ不意打ち攻撃して範囲内に戻れば
俺最強になりますやん。
銅の剣を装備して俺は100体近くもの魔物を撃破した。
前世での異世界転生ラノベやアニメの
知識をフル活用し、なおかつ安全に倒せそうな
敵を確実に選定したのだ。
さぁ、ここで
この森でエンカウントした魔物達を紹介しよう。
まずはこの森で一番狩ったこの魔物の登場だ。
背中に木を生やした鹿のような魔物
"ジュパラス" 討伐数69体
基本的に複数体で現れるこの魔物は
かなり警戒心が強いうえ、動きがかなり機敏だ。
だが魔紙の範囲内にて待ち伏せをすれば
討伐することは難しくなかった。
木陰から足を狙い、体勢を崩した体に
剣を突き刺せば容易に討伐できた。
攻撃的ではなく一体を攻撃すれば
他のジュパラス達は一目散に逃げていった。
だが知能は高くないのだろうか、
はたまた魔紙のおかげか30分も経てば
またどこからかやってきた。
肉は美味しくはないが不味くもない。
種を吐くブタ
"バクトリアル" 討伐数29体
体長は中型犬ほどの単体で行動する緑色の魔物。
動きは遅く、こいつも攻撃的ではない。
だがこいつはジュパラスとは違い攻撃手段を持っていた。
ドングリほどの種を飛ばしてくるのだ。
攻撃を受けないように立ち回っていたので
威力は未知数だが、もしかすれば毒などの
効果もあるかもしれない。
鑑定により肉に毒素をもつ為、食べれないらしい。
姿を消す鳥
"シシャトリア"討伐数6体
空飛ぶ鶏だ。スキルなのか魔法なのか
こいつは自在に姿を消す能力を持っている。
小さいが鋭く尖った爪による攻撃を併せ持つ為
ヒットアンドアウェイで攻撃をしたが
討伐できた数は僅か6体。
肉はかなり美味い。
ちなみに討伐したが持ち帰れない魔物たちは
森に放置した。アンデット化しないよう心から願っている。
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佐藤圭 LV.⑦
HP(体力)...23
MP(魔力)...17
ATK(攻撃力)...10
DEF(防御力)...12
AGIすばやさ...8
LUK(運)...38
未振分...0
スキル
神の慈悲
...様々な状況下において神からの慈悲を受ける。
翻訳
...様々な言語を即し理解、使用することが可能
危険察知
...あらゆる危険を感知する。
鑑定
...万物を詳細に知り得る力。
所持
銅の剣 木の盾 アイテムボックス
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