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草原



ここは広大な草原だ。

しかし普通の草原でなかった。


毒の鱗粉(りんぷん)を撒き散らす毒蛾(どくが)が草の甘い蜜に誘われている。

フワッと着地して蜜をすすりだす。


その蛾を狙うのは食虫植物。

音に敏感な食虫植物は、ツタをシュルシュルと放つ。

危険を察知した蛾は飛び立つ。

しかし伸びるツタで飛んでいる毒蛾をキャッチ。

ギュウギュウと絞めつけて、弱った頃合に大きな口に入れる。

そしてジワジワと体内に吸収。


そんな凶暴な食虫植物をブラックバッファローは、踏みつけて引き千切る。

そして長い舌で巻きつけてからムシャムシャと食らっている。


食虫植物は、ブラックバッファローの大好物であった。



そんな光景を俺は見てた。

穴から這い出した将軍蟻が話しかけてきた。


『神よ・・・ここが新たな狩場でしょうか・・・』


「ああ、そうだ。あのブラックバッファローに勝てそうか・・・」


『簡単に倒せます』


すでに兵隊蟻が動き出した。

ブラックバッファローは体長が4メートルもあった。

そのブラックバッファローを兵隊蟻が群がる。

必死に足で踏みつけるが平気な蟻達。

大量の出血でよろけ出して「ドン」と倒れる。


最後の「モーーー」と鳴き力尽きた。



「ゲートは自衛隊が占領してるから・・・悪いけど引越しだ。ここなら6ヶ月間の獲物にも苦労はないだろう。そう思わないか・・・」


『女王さまも成長して休眠期に入ったので、1年はもつでしょう』


「え!そうなの・・・後を頼む」


『神の御心のままに・・・』


ああ、深く御辞儀してるぞ。

そんな将軍蟻を残して瞬間移動。



我が家に戻った俺は、リビングのソファーに寝転ぶリサを見た。

俺が帰ったことに気づき起き上がってきた。


「もう大変だったわ・・・ケット・シーのあやふやな情報で探すなんて」


「それで見つかったのか「深層のダンジョン」」


「見つけ出してからのスケルトンの移動も大変だったわ」


「中の魔物はどんな奴だった」


「わたしは、入らなかったわ。入ったのは彼女達だけよ。わたしは魔力の使い過ぎでパスね」


「俺を瞬間移動するのは無理ぽいかな」


「無理、無理よ」


「じゃー俺の魔力を与えるぞ」


「え!なんなのこの気持ちいい感じは・・・これがユウの魔力なの」


「どうだ行けそうか」


「仕方ないわね・・・」手を握られて瞬間移動。


目の前には大きな岩があって、その岩に穴が開いていた。

覗き込んだ。綺麗な階段があった。

穴は直径3メートルもあるぞ。


「この穴が深層のダンジョンの入口みたいね・・・地下1階から別の世界が広がっていたわ。それはゲートに入った感じだったわ」


「するとケット・シーが居たダンジョンと別物だと言うのか・・・」


「それしか考えられないわ。帝国も攻略をあきらめたダンジョンよ。凄い魔物が居てもおかしくないわ」


「それなのに・・・彼女は入ったのか」


「スケルトンが喜んで入ったのよ。ナナ、キキ、シズも追い駆けるように入ったわ。わたしはダメって制止を振り切って行ってそまったの・・・わたしの魔力も無かったからあきらめたのよ」


「このまま、ほったらかしには出来ないぞ。それに気になるし・・・」


「入るの・・・分かったわ・・・わたしも入る」



広大な大地が広がってるぞ。

まさに別世界だった。



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