テイマー
「あれってグブリンなのか・・・あまりにも小さい・・・」
ああ、ヨチヨチと歩いている。あんなに小さな足で歩くんだ。
あ!あの小さなゴブリンを後ろから追い駆けてるのは、日本人の少女だとな・・・
「おーい!そこの君ーーもしかして、日本人なのかーー」
あれ、キョロキョロして俺に気づき駆け寄ってくる。
途中で転んでも、すぐに起き上がって俺に抱きつく。
「寂しかった・・・」
あ、とうとう泣き出した。
落ち着くまで待とう・・・
「君の姉も、ここに連れて来られたって・・・隣のウルフを任されているのか・・・君とお姉さんで10人だから、すぐに助けだせるけど・・・」
すぐに姉の所へいったよ。
妹から姉に助かることを話す。もう2人は抱き合った喜ぶ。
そんな彼女らのまわりには、小さなウルフも一緒になって喜び駆け回っていた。
「私たちを助けに来たのは分かったわ。その方法は・・・」
「俺には瞬間移動って便利な能力があるから、散らばった日本人のテイマーの所へ行って一瞬で日本へ帰れるよ」
「ちょっと待って・・・あの子たちは、私に懐いているの・・・このままだと戦いの場へ連れて行かれて死んでしまうのは耐えられない。テイマーたちが話してたの・・・テイマーより上の幻のテイマーの存在があるって・・・その幻のテイマーなら、ここの魔物たちを解放できるハズなの。なんとか探し出せないかしら」
テイマーの上の存在だって・・・
もしかしたら、俺の召喚ってテイマーの上かも・・・試してみよう。
ウルフ200匹以上に「テイマーの呪縛から開放しろ」と声に出す。
あれれれ・・・ウルフの考えてる声が聞き取れるぞ。
『ああ、バカだった。人間に騙されていたなんて・・・』
『俺たちと姿が全然違うのは分かっていたのに、そう思わないか弟よ』
『騙されてたんだね。今度、会ったら噛みついてやる。にいちゃんもそうするよね』
『当たり前だ。ギャフンと言わせてやるから』
これってテイマーの縛りが開放されたのか・・・成功だ。
俺って、テイマーの上の存在だったんだ。
『どうか俺たちを連れて行ってください』
え!どうなんてんだよ。
「分かった。私が保証しましょう」
え!何を勝手に決めてんだよ。
ああ、ウルフのつぶらな目で見られたら、断れないよ。
「ここの皆で我が家に連れて行くぞ」
『ウオーゥ!ウオーゥ!』と遠吠えが・・・
「それじゃー私もゴブリンを説得してみる。それがダメならお願いします」
「え!ゴブリン牧場へ行くのか・・・」
「これは私の使命だから・・・お姉ちゃん、後で・・・」
少女1人が走りさった。
「甘えん坊のあの子が成長したようね」
「みんな!集まってしっかりと触れ合うんだ。今から瞬間移動するから・・・」
触れ合ったことを確認して移動開始だ。
一瞬で我が家だ。
我が家のブラックウルフにウルフを任せた。
もうブラックウルフの周りを駆け回ってるぞ。
戸惑っているのはブラックウルフの方だな。
「それじゃー妹さんの所へ行ってくる」
何回も往復してゴブリン、オーク、リザードマン、ノーム、蜘蛛など50種類の魔物を開放したよ。
なので、あっちこっちに暮らせる所を作ったよ。
鉱山の方も成功だった。
もう無双して来たみたいだ。
ドワーフの鍛冶職人を大勢を連れ帰った。ドワーフも嫌々働かされて怒ってた。
「奴らは、少ない金しか寄越さんのに文句ばかりじゃーー」
「俺らをなんだと思ってんだ!」
「いい武器も、あんな奴らに使われるなんて、まっぴら御免だな」
もう愚痴がドンドンでるぞ。
そして10人のテイマーをは、ここに残ることを決心。
「え、ここに残るの!」
「私たち、決めたのです」
テイマーの血が騒ぐみたいだ。
魔物相手に楽しく暮らせるって信じてる。
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