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ケット・シー



ケット・シーを我が家に連れて帰った。

新しい住居ではしゃぎまくるケット・シーたち。


『ここに住むの・・・あ、明かりが点いたり消えたりするよ・・・どうなってるの?』


「スイッチを点けたり消したりして遊ばないで・・・本当に子供ね」


『見て見てオークがいるよ・・・それも大きなオークが』


『名前を教えてよ・・・お願い』


『ブー助だ。お前ら新入りか・・・』


『新入りのミミだよ。よろしくね』


『そうか・・・仕事があるから失礼するぞ』


『ブー助、バイバイ』


『ミミ・・・あっちにはスライムがいるよ』


『本当だ』



「もう!いい加減に静かにしなさい」とナナに怒られているぞ。


ナナは、ミシンでケット・シーの服作りに夢中だ。

ナナは、この手の作業が好きでミシンがない時は手縫いだった。

もう職人級の腕前だ。


「ミミ、こっちにいらっしゃい。この服を着るのよ」


『わーい、花柄模様が綺麗だね。これを着てもいいの・・・』


「いいのよ」なんだか可愛くて食べてしまいそう。


「ユウ、この子たちの服に防御付与をお願いね・・・」


「え!・・・そこまでする必要ってあるかな・・・」


「わたしのお願いが聞けないの・・・」



服に付与をかけながら、ギルドに連絡だ。


「俺だよ・・・またまた連絡して悪いが中部国際空港のセントレアに200メートル四方の物体を置く場所を確保してほしい・・・だから飛行物体を確保したんだよ・・・だから場所的に広い場所は、そこしか知らないって・・・」


「ちょっと待ってくれ」で切りやがった・・・人工島をよそに運んだなら、空港利用も考えるのが当たり前だと検討すらしてないなんて。



なんなんだよ・・・3時間も待たせて、あっちこっちに電話させて説明したのい・・・保留だと。

そっちがそれなら、こっちも好きなようにやらしてもらうぞ。


捕虜の兵をギルド本部へ瞬間移動だ。

もう何度も往復して132人を廊下まで寝転がす。

そのまま放置してメール連絡で済ます。


またまたギルド本部にギルド内部監察がやってきて、仲たがいの姿がニュースに流れた。

ニュース報道は加熱して騒いでいたが知らんよ。





「私たちは、ドワーフの鉱山へ行くわ。ユウは1人で大丈夫なの・・・相手はテイマーなのよ、魔物が大勢いて危なくないの」


「そうだよアニキ!、鉱山で奴隷解放すればいいよ・・・」


「相手がテイマーだから急ぐんだ。親から引き離すなんて・・・惨いぜ」


「分からなくもないけど・・・危険よ」


「危なかったら瞬間移動で逃げるから大丈夫だよ」


「じゃー、私たちは行くわね」


ブラックとドラ助に乗って飛び立った。

無理やり乗せられた兵士の悲鳴が・・・




白いドラゴンを呼び寄せた。

数は60と多いが中心にはシロがいてうつ伏せになっていた。


「さあ、はやく乗るんだ」


「え!ドラゴンに乗るのですか・・・落ちたら死んでしまいます」


「世話の焼ける奴だな・・・」


首根っこを掴んでジャンプして、無理やり乗せて「出発だ!」




ゲート付近に到着。

シロの上から眼下を眺めて「どっちだ」


震える手で西方向を指差す。


「シロ!西方向だ」


『御命令のままに』



「今度は北西に・・・」


「本当にあってるんだろうな・・・嘘は言ってないな・・・」


「本当です・・・あの山を越えた場所に広大な牧場があるハズです」


ここってGPS機能がないのに魔法の世界だから脳波を読みとり地上の景色の確認して飛ぶなんて、まったくもっておかしな世界だぜ。

雨で景色が見えないときは、飛べないなんて・・・


「シロ、北西だ」


『仰せのままに』



高い山を越えた先に、広大な牧場が広がっている。

これが魔物の牧場でなかったら感動ものだったろう。



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