白いドラゴン
風魔法で飛び続けて5日が経過。
寝る時は、瞬間移動で我が家に帰った。
「お帰りなさい。今日は早いのねーー」
「ああ、1日中飛び続けたが何も発見できなかったよ。明日はどうなるのか分からないよ・・・いい結果がでると良いが・・・」
「探索はあなたしかダメだから、ゆっくりで良いかも・・・」
そこへシズが割り込んできた。
「アニキ、スマホを出してよ」
スマホをノートPCに繋いで、撮った写真をチェック。
ここではGPS機能が無いのに、方向と時速で地図作成なんか出来るなんて・・・
「明日で打ち切りだね。今度はこの方面がいいよ」
「シズの言う通りにするよ」
あああ、今日も途中からの再開だよ。
しばらく飛んでると・・・あれ!白い物が降って来たぞ。
これって雪か・・・紛れもない雪だぞ。
風を纏ってるから、寒さを感じなかった。
その風を解除する。なんて寒さだ。
え!耳に「ギェーーー」と響く鳴き声が・・・
無数に飛ぶ白いドラゴンを発見。
間違いなく俺に向かってきているぞ。
メテオを発動。
大きな歪んだ空間から隕石群が飛来。
白いドラゴンを直撃。
半数の30体が地上へと落ちたぞ。
あれあれ!怒り狂った白いドラゴンが俺にブレスを吐いた。
習得したばかりの結界で防御。
結界の周りが凍り尽くす。
まともに直撃したら凍ってしまうぞ。
「こっちも、やられてたまるかーー!」
雷撃を放つ。それで25体が感電死したぞ。
メテオの負傷で、そこから感電死したようだ。
傷ついてないドラゴンが噛みついてきた。
このドラゴンはバカなのか・・・結界に邪魔されて、又も怒ってるぞ。
結晶刀を取り出して、結界を解除して首を刎ねる。
驚きの顔で睨まれる。
「そんな顔をするな!」そして踏み台にして跳ねる。
後ろにいるドラゴンを切裂く。
「ギャァーーー」と鳴きながら落下。
オッと後ろからブレス攻撃か・・・そんなのお見通しだぜ。
結界を発動してさえぎる。そのスキをついて首を刎ねる。
こいつも睨みながら落下だ。
え!今度は挟み撃ちか・・・瞬間移動してかわす。
上手く同士討ちで撃退に成功。
なんだ・・・凄い殺気だ。
え!白いドラゴンの2倍はあるぞ。
これって、もしかして親・・・
あ!ブレスを吐いた。
結界も破壊。瞬間移動で危うく難を逃れる。
「なんて奴だ!」
え!いつの間に俺の横に来たんだ。
右手の鋭い爪が襲ってきた。なんとか結晶刀で防ぐが、思いっ切り後方へ飛ばされる。
又も物凄い勢いできたぞ。瞬間移動で逃れる。
そして、ドラゴンを見て又も移動。
何度も瞬間移動しながらドラゴンの観察をし続ける。
そうか!行動パターンが読めた。
瞬間移動して、ドラゴンの前に移動。
渾身の力と魔力で結晶刀で切裂く。
巨大ドラゴンを真っ二つに斬ってた。
やっと終わったぞ。
俺は下に降りる。
「巨大ドラゴンよ、蘇れ」
真っ二つの体が元に戻ったぞ。
そして、御辞儀をしてる。目には、何もかも知ってる目だ。
『御主人、なんなりと命令を』
「ドラゴンを集めてくれ」
『分かり申した』
ドラゴンが回収してるぞ。
ああ!急に魔力が枯渇寸前だ。このドラゴンのせいなのか・・・
「俺を我が家に運べ」言い終わると、そのまま寝てしまう。
遠くに声が『仰せのままに』
ああ、運ばれている夢をみてた。
そして、優しい手が体を支えている。
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