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治癒魔法使いアレスタ  作者: 一天草莽
第二章 君のために
27/85

09 聞き込みと、ちょっとした騒動(1)

 結局、村での情報収集は徒労に終わった。

 召喚魔法を見せてくれたエイクのもとを離れた後でリンドルの村人に尋ねて回ってみたものの、当初の目的であった肩代わり妖精についての有意義な情報は得られなかったのである。

 現時点で判明していることといえば、名前がテレシィだということ、そして召喚した術者がエイクの祖父であるということくらいなものだ。

 自分のことを助けてくれたテレシィにもう一度会い。ちゃんとお礼を伝えたい。

 そう考えていたアレスタではあったが、妖精に会う手段もわからない状態でどうやって探せばいいのかわからなくなっていた。

 苦しんでいる人を心配して会いに来る習性があるというのなら、いっそ風邪でも引いてみようかと考えなくもないアレスタだったが、それでは本末転倒だろう。

 ただの興味本位で妖精に会いたがっているわけではなく、お礼を伝えたいのだ。もう一度会うなら、ちゃんと自分の力で探し出すべきである。

 そして、時は過ぎてアレスタとサラがリンドルから戻ってきた翌日。

 特に依頼もなく暇を持て余していたギルドに、どことなく陽気な雰囲気に見えるサツキがやって来た。

 たまたま入り口の近くにいたアレスタが一番に出迎えると、片手をあげたサツキは微笑んだ。


「よう、アレスタじゃないか。ちょっと離れていただけだけど、こうして顔を見るとずいぶんと久しぶりに感じるな。いきなりだがギルドの方はどうだ? ちゃんと依頼とか来ているのかよ?」


「お久しぶりです、サツキさん! 依頼のほうはそこそこです!」


「ははっ、そこそこか。でも、それくらいがちょうどいいかもな」


「ですね!」


 ドア付近で簡単な会話を交わして、それが一段落するとアレスタは思い出したようにサツキを奥に通す。久しぶりに会えて会話が弾んでしまうのは無理もないけれど、いつまでも立ったままでは疲れてしまう。雑談をするにしても椅子に座ってもらったほうがいいだろう。

 というわけで一階の談話スペースに移動した時、座ろうとした椅子のある席を見て、ようやくサツキは先にいたニックの存在に気がついたらしい。


「なんだよ、ニックもいたのか」


「うん、そりゃあね。これでも僕はギルドの一員だし、領主様に任命されたアレスタの監視役でもあるから、こうやって毎日ギルドに顔を出しているんだよ。……とはいえ、今日は特に依頼がなくて僕も暇なんだけどね」


「ふうん。ま、お前は暇をしているほうがいいかもしれないな。そうやってギルドの隅でおとなしくしていてくれたほうが、アレスタたちも余計な仕事が増えなくて助かりそうだ」


 などと言って笑いつつ、やはり機嫌のいいサツキはニックの隣に座る。

 今日はこの前と違う色のワンピースドレスを着せられているイリシアが、座ったばかりのサツキの前にカップを差し出す。


「紅茶ではなくてコーヒーのほうがいいんですよね? お熱いので、飲むときは気をつけてくださいね」


「おお、わざわざ俺のために用意してくれたのか。すまないな。ちなみに砂糖は?」


「たっぷりと入れてますよ」


「それは助かる。甘いものは疲れによく効くからな」


 それから、休憩を兼ねて四人でまったりと静かな午後の時間を過ごす。

 世間話じみた雑談も終わり、最初に紅茶を飲み干していたイリシアが三人の様子を眺めながら遠慮がちに切り出した。


「アレスタさん、昨日のことはそろそろ聞いても?」


「そうですね、そのことについてですが、実は俺からみんなに報告があるんです。本当は昨日のうちに言っておけばよかったのかもしれないけど、疲れて早めに寝てしまったので……」


 昨日は日帰りでリンドルまで往復したこともあり、日が暮れてからギルドに戻ってきたアレスタは簡単な報告もせずに眠ってしまった。ただ、この場にはちょうどギルドの協力者ということになっているサツキもいるので、村でのことを話すにはいい機会だろう。

 そう考えたアレスタは事情を知らないサツキやニックのため、肩代わり妖精のことを最初からかいつまんで説明した。

 風邪で苦しんでいたところを助けられたことはもちろん、その妖精にお礼が伝えたくて、情報を得るためにサラとリンドルまで行ってきたことなどを。


「肩代わり妖精については、結局テレシィっていう名前があることくらいしかわかりませんでした」


「そうでしたか。かわいい名前ですね」


「それでですね、勝手だけど、あっちで新しく依頼を引き受けてきたんです」


「……え? 依頼を?」


 ぽかんとした表情をするイリシア。怒っているわけではなさそうだが、断りもなく勝手に仕事を増やしてきた責任を感じているアレスタは急いで説明する。

 村で自警団リーダーのエイクや魔法学者のブラハムに出会ったこと、ブラハムが村の脅威になるというデビルスネークの調査をしていること、そしてその調査にアレスタが協力を申し出たことなどを。


「まあ、そういう事情なら仕方ないだろう。私利私欲のためにギルドを利用しようとしているわけでもないようだしな」


「ですよね、わかってもらえてよかったです。一人で勝手に話を進めてきたので、怒られてしまうのではないかと」


 どんな反応が来るか不安はあったものの、最後まで説明を聞いたサツキの理解を得られたアレスタはほっと胸をなでおろした。

 あとはマフティスがどう反応するかだけが問題だ。

 そう思っていたら、いきなり扉が開いて誰かがギルドに入ってきた。


「でかしたぞ、アレスタ君! 勤務時間中にもかかわらず無断で村に出かけたことを咎めようと思っていたが、まさか依頼を取ってくるとはな!」


「あ、マフティスさん」


 それはちょうどマフティスだった。ギルドの職員として働くことになったアレスタたちをまとめるギルド長である。

 自分の顔を見るなり気安く名前を呼ばれた彼は偉そうに胸を張って、こらこらとアレスタに指をさす。


「アレスタ君、前にも言ったが私のことはマフティスではなくギルドマスターと呼びなさい。様は付けなくてもいいがね」


「あ、はい、ギルド長」


「素直でよろしい。顔なじみであるイリシアやニックと違って君は騎士団の人間じゃなかったから不安があったが、会ってみれば話のよくわかる将来有望な好青年じゃないか。これからも私の言うことには唯々諾々と従ってくれることを期待しよう」


 やはり偉そうに上から目線で言いながら、四人が座っていたテーブルに追加で椅子を運んできて座るマフティス。外の仕事で疲れたから休憩しに戻ってきたというよりは、どうやらアレスタたちに話があるらしい。

 それを見て、やや身を固くしたのはイリシアだ。

 少し前までは同じベアマークの騎士だったというだけでなく、彼女を指揮する直属の上官であり、どちらかといえば苦手意識があったために気まずそうな顔をするが、面と向かって相手をしたくないほど嫌っているわけではない。自分が原因でギルドの人間関係に亀裂を入れるわけにはいかないと、やや無理をして愛想笑いを浮かべた。

 そんな彼女の内情までは察することができなかったらしく、まるで自分が歓迎されたような気分になったマフティスは嬉しそうに調子づく。

 上機嫌で腕を組んでからイリシアに目を向けた。


「私にもコーヒーを頼めるか?」


 しかし彼女の反応はそっけないものだ。

 愛想笑いを浮かべたまま首を横に振る。


「自分で淹れたらどうですか? 私は給仕係じゃないですよ」


 一瞬ぽかんとしたマフティスだったが、あっけなく負けた地下牢でのことを思い出すと彼女には強く言い返せない。あれでも手加減をしていたという、高速の二刀流が頭をよぎる。

 ギルド長として部下たちを顎で使いたかった彼は思うようにいかない現実を前に残念がりつつも、断られた気まずさを咳払いで隠して、視線を彼女から横に移した。


「ふむ。それじゃあアレスタ君……は私との大事な話の途中だったか。だったら暇そうなニックに頼もう」


「え? 僕ですか? 暇なのは事実だから別にいいですけれど、味の保証はしませんよ?」


「大切な客に出すなら許しはせんが、私に出すなら味なんて飲めればいい。のどが渇いているんだ。急いで準備したまえ」


 そこまで言うならと立ち上がったニックはコーヒーを準備するため、とぼとぼと形容するにふさわしい足取りで奥へ向かう。

 しばらくは黙って待っていたものの、すぐには戻ってこないと判断したのかマフティスは話を再開する。


「忙しくなることは難点だが、今の我々にとって依頼はいくらあっても困らんからな。しかも相手が魔法学者というのは最高だ。飼い猫を逃がした小さな子供と違って、たくさん謝礼を払ってくれそうじゃないか」


「依頼料のことは……」


 勝手に無料で依頼を引き受けたことを知られれば、さすがに怒られるかもしれない。

 そう思ったアレスタが恐縮していると、意外にもマフティスは余裕を見せていた。


「お優しい君のことだ、どうせ見栄を張ってお金は受け取らないとでも言ってきたのだろう? だが安心したまえ。大人の社会では遠慮しあうのが建前だ。こちらが成果さえ出せれば、必ず協力費は払ってくれるさ」


 ろくに業績のないケチで貧乏な学者でなければな、と、これは依頼料への期待を込めて小声で付け加えるマフティスである。

 どう答えていいものかわからずアレスタが反応に困っていると、マフティス用のシックなコーヒーカップを手に持ったニックが戻ってきた。


「なんだね、これは。ずいぶん薄いじゃないか。想像していたよりもずっと早く持ってきたからいいものの……」


「急いだってわけじゃないですけど、いつもより豆を少なめにしてみたんです。前に自分で淹れたときは苦くて飲めたものじゃなかったから」


「ふうむ。ここが喫茶店なら飲めたものじゃないとコーヒーを突き返していたところだが、こうなるとわかっていて君に頼んだのは私だからな。それより、先ほどの会合で新しいギルド法が追加されることが決まった。ギルド職員であれば、街の中でも武器を所持することを許可するという素晴らしい法律だ。これで万が一の場合にも対処ができる。さあ諸君、私の仕事ぶりに感謝したまえ」


「それって、もともと領主様が進めていた法律じゃあ……」


「こほん。何か言ったかな、ニック?」


「いえいえ、まさか! さすがギルド長様だなあ! すごく頼りになる!」


 つまらない説教をされるのはごめんだと、うっかり口にした発言を誤魔化すため心にもない賛辞の声をあげながらニックは慌てて席に着く。しかし彼の言ったことは事実で、ギルド関連法は領主が舵取り役として話を進めており、会議でのマフティスはほとんど頷いていただけだ。仕事ぶりと威張れるほどのことはやっていない。

 具体的に何をやったのか詳しく追及されると困るのはマフティスのほうなので、できるだけ早く話を変えたい彼は、さて、と言って椅子の脇に置いていた荷物をテーブルの上に広げる。


「それから、これが新しい制服と武器だ。よく見たまえ、簡単には破れない丈夫な生地で作られた緑色の制服は自然と調和するいいデザインだろう? そして武器となる剣のほうだが、いたずらに市民を不安がらせないためにも普段は目立ちにくい短剣を腰に差し、魔物や悪党が相手とわかっている時は堂々と長剣を持っていくように」


 これでようやく派手なワンピースドレスを着なくて済む、と一応は安心したイリシア。

 しかし問題は剣のほうだ。


「私は騎士のころから使っている愛用の剣がありますが……」


「ギルド長である私の決定に反論するのかね? ……と言いたいところだが、イリシアについては自分の剣の使用を許可する。もとより長剣はそこにいる二人の分しか用意してこなかった。しつこく値切ったせいで切れ味もよくない」


 ちっとも悪びれることなくそう答えたマフティスはイリシアの隣にいたアレスタとニックを見る。

 文句を言わせまいと、半ばにらみつけるような眼差しだ。

 それを察したアレスタは愛想笑いで苦笑を隠したものの、不満の声が口から洩れてしまったのがニックである。


「値切ったって……大事な剣を?」


「おっと、不満があるなら私ではなく領主様に言え。いくつか検討されている追加のギルド法が成立するのに時間がかかっているのと、ギルドの運営を支援するために出されるはずだった予算を渋られたせいもあって、今の我々が自由に使える資金には限りがあるのだ。ギルドのような民間の組織が力を持ちすぎることを警戒している騎士や役人の一部が難色を示したらしい。民衆からの支持が厚い領主様といえども、政治的な対立は避けねばならんかったわけだ。困ったことだがね」


 やれやれと言いつつコーヒーを一口飲んで、ため息をつく。


「本来なら人間の代わりに働いてくれる自動受付装置が導入されるはずだったが、信頼できる自動人形は高価で貴重な魔道具だからな。当初の計画よりも調達が遅れている。うまくいけば街の数か所に設置して、いつでも誰からでも依頼を受けられるようにする予定だったが難しそうだ」


「そうだったんですね。俺は詳しくないから確かなことは言えませんけど、高価な自動人形を調達するよりも人を雇ったほうが安いんじゃないですか?」


「うむ。それはそうなのだがね、アレスタ君。素性の知れない人間をほいほい採用するわけにもいかんだろう。私のほうからも声をかけているが、開業したばかりで資金難に陥りつつあるギルドを手伝いたがる有能な人間は見当たらんな。時には危険な任務もこなさねばならぬギルドの仕事はどうやら人気がないらしい。想像以上に人手が足りなくなってしまった」


「大丈夫なのか?」


 横から問いかけたのは今まで黙って聞いていたサツキだ。

 ギルドの心配をしているというより、どちらかといえばアレスタの心配をしている。すっかり保護者気分なのだろう。

 ギルドの正式な職員ではなく、あくまでも協力者という立場のサツキに対してはギルド長であるマフティスも強く出られない。やや遠慮があるのは、彼の正体が得体の知れない辺境魔法師だと領主に聞いていたからだ。


「大丈夫でないと答えれば、辺境魔法師とかいう君も正規のギルドメンバーになってくれるのか?」


「お誘いだとすれば丁重に断らせてもらおう。誰かの下で働くのは嫌いなんだ」


「だろうな。だがギルドのことなら大丈夫だ。しばらくは騎士団員だった私の人脈を生かして下請けの人間を集めて働かせ、彼らから仲介料や手数料を取ることでギルドを運営していくことにした。元は食堂だった一階部分も活用すれば、報酬を求めて依頼を受けにくる若者たちが集まってくるかもしれんからな」


「うまくいくといいがな」


「きっとうまくいくさ。なにしろ私がギルド長として率いていくのだから。むろん、諸君らも正規のギルドメンバーとして努力するんだぞ」


 サツキ以外の三人に対して言い終えると同時にコーヒーを飲み上げたらしく、まだまだ仕事を残しているのか、マフティスは椅子から立ち上がって奥へ向かった。返事を待たずして去ったのは信頼しているからこそなのか、異論は許さないだけなのか、判断が難しいところだ。

 続いてコーヒーを飲み終えたサツキが口元を拭きながら頷く。


「それにしてもデビルスネークか。どっかから来た魔法学者が調査しているってんだから危険な魔物なんだろうが、最近どこかで名前を聞いたことがあるような気がするな」


 腕を組んだサツキが首をかしげると、突如としてニックがティーカップを片手に立ち上がった。

 どこかに行くならちゃんと飲み終えてからにしろよ……と、サツキが注意するのは間に合わない。


「酒場の店主が言っていた気がする! 酩酊波動の魔法で、デビルスネークがどうとかこうとかってさ!」


「……そういえばそうだな」


 ニックが言っている酒場の店主とは、酩酊波動という魔法を使っていたバッシュという男だ。

 確かに彼は高度魔法化都市の記念祭があった際、暴れた巨大馬の魔物の前でデビルスネークの名前を出していたような気がした。

 どこまで具体的なことを知っているのかは不明だが、ひとまず彼に尋ねてみるのも面白いだろう。


「知りたいことがあるときは情報屋に行くのが一番だが、あいつはケチだから何を尋ねるにしても金がかかる。頼るなら最後の手段だ。ということでアレスタ、まずは酒場まで聞き込みに行ってみるか? それでわかれば都合がいいしな」


 情報屋は情報を商品として売っているだけあって、情報に見合った情報料が必要である。

 しかし価格は情報屋の店主であるオーガンの気分次第なので、足元を見られれば法外な金額の情報料を請求されてしまうのだ。

 マフティスが言っていたように立ち上げたばかりのギルドは資金が厳しく、いくら便利でも情報屋に頼るのは最後の手段として考えておくしかない。


「そうですね、サツキさん。今日は特に予定もないですし、早めにギルドを閉めて酒場に話を聞きに行ってみますか。勝手にデビルスネークの調査を引き受けてしまった俺はもちろん行くとして、あとはサツキさんと……せっかくだからニックも来る?」


「もちろん行くよ! アレスタ君が行くんだったら僕も行かなくっちゃね!」


「おいおい、なにもそんな元気に答えなくてもいいだろ。どうせ役には立たんだろうから、無理をしてまでお前は来なくてもいいぞ」


「え、ひどいじゃないか。まったく、サツキ君はどうしてそういうことを言うんだい!」


「うるさいな。本気で言ったわけじゃなくて冗談だよ。ついてくるなら急いで準備してくれ」


 仲良く言い争っていたものの、ともかく二人は酒場までついてきてくれるらしい。

 じゃあイリシアはどうするんだろうかと思って彼女に視線を投げると、アレスタと目が合った彼女は穏やかに微笑んだ。


「そうですか。では、酒場の聞き込みには皆さんで行ってきてください。早めにギルドを閉めるのであれば、今日は私も少し出かけることにします」


「イリシアさんも何か予定があるんですか?」


「いえ、用事というほどのことではないですが……」


 やや気まずそうな顔をするイリシア。何か言えないことがあるのかもしれない。

 しかし、たとえ彼女が何か隠していたとしても問い詰めるわけにはいかない。

 何も気が付かなかったふりをしたアレスタは笑顔を浮かべた。


「そうですね。調査は俺たちに任せてください」


「ふふ、ありがとうございます」


 そう言って笑うイリシアのことは気になったものの、とにかく今は自分のやるべきことをやろうと決めたアレスタであった。

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