振ってくれてありがとう
僕が、そっけなく渡した栞を
まだ捨てずに使っているらしい
教室で、たまたま見て知った
君が1頁めくる度、思考が巡る旅
電子より紙のほうがいいって
落書きしながら笑ったりした
あの思い出、もう瞼に浮かんでこないで………
どうしようもないほど
僕は僕のことが嫌いなんだ
ご飯も学校も誰の言葉もいらない
きっと大切な人にも
同じように人差し指さして
傷付けるくらいなら死のうと思ってたんだ
だから、心の底から
振ってくれてありがとう
僕が、なんとなく話した過去を
まだ忘れずに振り返るワンシーン
歩道橋で、たまたま口が滑った
君が1頁めくる度、思考が巡る旅
小説より詩のほうが書けるって
青を仰ぎながら呟いてみせた
あの思い出、もう夢に出なくなったね………
どうしようもないほど
僕は僕のことを許せないんだ
ボカロも文學も手術の痕もいらない
きっと特別な日々にも
同じように溜め息溢して
汚しちゃうくらいなら死のうと思ってたんだ
だから、救われたから
振ってくれてありがとう
靴紐がまた解けたりして
何もないところでコケたりしながら
どうしょうもない日でも
ちょっとずつ好きになってみる
天気予報によると傘がいるらしい
僕は三ツ矢サイダーを選んだ
ほらまた歌詞が浮かんでいくよ