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中国の外交 パンダ外交こそが中国外交の真髄

 中国の外交には2つの柱があると考えました。


 1つはメンツを守ること。


 もうひとつは生殺与奪の権利を奪うことです。


 メンツは自己保身の為に舐められないということです。


 第2の生殺与奪の権利を奪うにも関連しますが舐められると好き勝手にやられてしまうからです。


 中国の敵は外にも内にもいます、明らかな失敗は身の破滅を意味します。


 また明らかな失敗をした自分を守るために国内では血の粛清が始まります。


 いい例が文化大革命です。


 毛沢東は大躍進政策の失敗で指導力を失いましたが地位を守るべく始めた運動が文化大革命です。


 彼らにとってメンツを守ることが如何に大事なことかわかります。



 次に生殺与奪の権利を奪うです。


 国内ではメンツを守りながら生殺与奪の権利を獲得することが勝利です。


 飴とムチを使い分けながら徐々に追い込んでいくのです。


 完全に追い込めばチベットやウイグルのようになります。


 外国にもこの飴とムチを使って徐々に生殺与奪の権利を奪っていきます。


 一番いい例がパンダ外交です。


 えっパンダ外交が生殺与奪の権利を奪うのに関係があるのかと疑問に思ったでしょう。


 私はパンダ外交こそが中国外交の真髄だと思います。


「我が国にもパンダが欲しい」


「では貸しましょう ただし生まれた子供も中国のものです」


 これです、見事に生殺与奪の権利を奪いながらいい顔をしてるのです。


 逆らえばすべてを失うよ、だから言うことを聞きなさいというのが中国外交の基本的なやりかたです。


 飴は逆らえないようにするためです、国内では生殺与奪の権利を奪えばアメは必要ないかもしれませんが、やはり外交ではアメは必須です。


 これを考えた時に二階堂さんはどっぷり依存しているのがわかり、大丈夫かなとも思いました。


 観光の目玉としてのパンダに中国人観光客まで来てくれて地元に金を落としてくれるとなると依存度は相当なものです。


 政治基盤を盤石になって日本政界に強い影響力が出てくると中国にとっては最高のシチュエーションになりますね、なってますかね?


 生殺与奪の権利を持っている人に働きかけ日本全体の生殺与奪の権利も奪っていきたいというのが日本に対する外交の基本戦略でしょう。


 尖閣諸島にも断固たる意志を持って守らなければなし崩し的に奪われるでしょう。


 多分国内では穏便に済まそうとする勢力が抑えにかかるでしょうがそれは日本のメンツを奪い生殺与奪の権利を明け渡しているのと同じです。

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