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202 謁見



「エレーナ、よくぞ無事で帰ってきた。レイトーン夫人、そして冒険者の方々もご苦労であった。顔を上げてくれ」

「ありがとうございます、陛下」


 穏やかだが威厳のあるクレイデール国王陛下の言葉に、エレーナが凜とした笑顔でそれに返し、私たちも顔を上げることが許された。

 国王陛下はまだ三十代の美丈夫で、その金髪と面差しはエレーナとよく似ていた。その隣にいる、ふんわりとした可愛らしい女性は正妃である第一王妃殿下だろう。

 エレーナ曰く、公平で誰にでもお優しい方だけど、ただそれだけ(・・・・)だと。彼女を陛下が正妃としたことで、内政でも外交でも様々な面で問題が起きている。

 公式行事以外、何もできない彼女に代わって王妃の仕事をしていたのが、エレーナの実母である第二王妃殿下だが、それらしい女性の姿は見えなかった。

 実の娘に合わす顔がないのか、本当に興味がないのか分からないが、もし、彼女の心に変わりがないのなら、エレーナが女王となるために動き出したと知れば、暴走する可能性もあった。

 そのことにエレーナは少しだけ困った顔をしながら――

『その時は、わたくしがお母様の権力をすべて取り上げ、代わりにその仕事もすることになるのでしょうね……。困った方だこと』

 ――と、そう残念そうに言葉を漏らした。

 エレーナはまだ情が残っているように思えたが、それでも割り切ってはいるのだと感じた。そちらは私が手を出すよりもエレーナが自分で処理をするのだろう。


「――アリア・レイトーン」

「……はい」

 不意に陛下から声をかけられた。何事かと思って意識を向けると、陛下は私を見て、国王としてではなく、エレーナの父として微笑んでいるように感じた。

「そなたの働きはエレーナより聞いている。此度の件、まことに大儀であった。本来なら金銭とは別の褒美を取らせるところだが……」


 別の褒美とは昇爵だろうか。でも、レイトーン家はすでに私が騎士団の暴走を止めたことで、準男爵から男爵へと昇爵している。様々な要因……複数の貴族派貴族が失脚したことで幾つかの家がお取り潰しになり、その穴埋めとして下級貴族から中級貴族へと上がったのだ。

 本来なら私一人の功績でそこまで上がるほど、中級貴族は軽くない。

 あの女は男爵位を簡単な手柄で得られる爵位だと思い込んでいたが、簡単な手柄程度で数万人の命を預かる領主になれるはずがない。それがまた私の功績で上がったとしたら、他の中級貴族家から相当なやっかみを受けるだろう。

 それが分かっているから陛下も悩んでいる。その隣で第一王妃殿下が興味を持ち始めたように目を輝かせたところで、彼女が何かを言う前にエレーナが口を開いた。


「陛下、発言をお許しください」

「どうした、エレーナ。言ってみなさい」

「はい、ありがとうございます。アリア……彼女には是非とも、わたくしの友人として〝自由な立場〟でいてほしいと願っております」

「そうか……」


 自由な立場。ものは言い様だが、エレーナは王女の友人――その庇護下にあると知らしめ、国が戦力として取り込むことや、正妃や他の貴族家からの余計な問題から私を守ってくれたのだ。

 他にも私がエレーナの友人枠に入れば、エレーナに取り入ろうとする貴族令嬢を退ける盾となることもできる。

 でも、そんなことよりも、エレーナが私を友人にする許可を父親に求めたことで、私の視線に気づいた彼女が少しだけ頬を赤くした。


「……良かろう。それでは、アリアよ。エレーナの『友人』として学園でも共にいてやってくれ。褒美の件はあとで宰相に伝えておく」

「はい……ありがとうございます」

 私は陛下の言葉に頭を下げて礼を言う。でも……その一瞬見えた瞳が見定めるように細められたのを見て、貴族からの評価は良くないが、さすがに一国の王は一筋縄にはいかないなと感じた。

 突然の謁見だったが、黒竜の素材なども渡しているので、警戒もされたのだろう。

 私たちもクレイデール王国へ帰還して、その日のうちに王城まで辿り着いたわけじゃない。クレイデールに到着したのは昨日の昼のことだった。


   ***


 私とエレーナは約四ヶ月ぶりにクレイデール王国へと帰ってきた。

 今までは気にしたこともなかったけど、風の匂いもお日様の光も、乾いた砂漠とはまるで違うと実感する。

 だけどそうしてばかりはいられない。私たちの仕事はそこで終わりではなく、すぐにエレーナを王城まで送り届けなくてはいけないのだ。


「アリア、この子爵領の領主殿が出迎えに来られていますので、私は方々に挨拶をしてきます。子爵殿は王家直轄地を管理する王家派の方ですが、誰が紛れ込んでいるかもしれないので注意をするように」

「了解、セラ」

 セラが一応娘である私に注意をしてその場を離れた。さすがに直轄地の領主に貴族派と関わっているとは思いにくいが、油断はしないほうがいいだろう。

 子爵は一応、警備の兵を出してくれているが、王都までの護衛騎士には陛下が近衛騎士を出してくれた。私とも顔見知りであるエレーナの側近たちや、学園で警備をしていた近衛騎士がいたことから、彼らもエレーナの帰りを心待ちにしていたのだろう。


 張り切って兵を出してくれた子爵には申し訳ないが、彼らの足では、お城から寄越された軍用馬車の速度に合わせられるとは思えない。それでも彼らには頼みたい仕事もあった。

 エレーナを王城へ送り届けるのが最優先になるが、軍用馬車が四台では運べる物に限りがある。そこで私たちは個人の荷物と陛下への献上品などを優先して馬車に積み、その他の荷物を子爵に運んでもらうことにした。

 その中には、カルファーン帝国からの贈り物である布類や酒類、多数の香辛料などもあるので、近衛騎士の数名がそれに同行することになっている。


 王都の周辺は広大な森が広がっているが、兵士が巡回をしているので山賊などは現れず、魔物も低ランクのものしか出てこない。

 王都までの途中にある宿場町には通常の宿しかないが、このような場合に備えて、町を管理する準男爵の屋敷は、それなりの広さがあった。

 準男爵はさすがに王女を泊めることになるとは思っていなかったようで、可哀想なほど緊張していたが、その息子はお城で働きたかったらしく、冒険者の格好をしていた私に、軽薄な感じで何度も話しかけてきた。

 結局、青い顔で飛んできた準男爵に、私が男爵家令嬢で王女の側近だと知らされた彼も、顔を青くして奥へ引き籠もり、見送りにも姿を見せることはなかった。


「アリアは、あのような男性は苦手ですか?」

 そんな様子を見たセラが私に囁くように声をかけてきた。

「脅威にはなりそうにないから、どうでもいいけど」

「いえ、そうではなくて……。男性の好みとしては? ああいう年上ではなくて、年下のほうがいいでしょうか?」

「年齢はよく分からないけど、一緒にいるのなら強いほうがいい」

「……そうですか」

 何故かセラは頭痛がしたように眉間を押さえて、小さく「……望み薄」と呟いていた。


 そうして私たちは準男爵の屋敷で一泊して、特に大きな問題もなく、翌朝には出発して王都を目指し、昼過ぎにはようやく王都へ到着した。

 そのまま休む暇もなく国王陛下と謁見となり、それが無事に終わって一息ついたところで、私たちを案内してくれた女官から、冒険者『虹色の剣』は応接室で待機をするようにと聞かされた。


 エレーナは休養のために王宮にある王女宮へと入り、セラも侍女に戻ってそれに同行している。私も学園での側近であるが、セラから侍女の教育も受けているので、エレーナに同行することもできるのだが、まずは冒険者として宰相から話を聞く必要があるそうだ。


「……オレ、場違いじゃねぇか?」

 六人と世話役のメイドが二人いても、まだかなりの余裕がある豪華な応接室でジェーシャが不安げに声を漏らした。

 私たちは陛下との謁見で全員礼服に着替えている。私でさえも帝国で貰ったドレスを着ているが、さすがに大柄なドワーフ女性用の礼服は王城にもなく、ジェーシャもそれっぽい服装をさせられたが、どうも着せられている感じが拭えない。


「ジェーシャ、俺たちの仲間になったのなら、情けないことを言うな」

「……ウっす」

 腕組みをしながらソファに腰掛けたドルトンに睨まれ、ジェーシャが奇妙な返事をすると、それを見かねたのか、再び無精髭を剃ったフェルドが苦笑しながら声をかけた。

「俺たちは冒険者だ。どんな格好でも礼儀をしっかりしていれば、大きな問題はないさ。ヴィーロを見てみろ。堂々としすぎるほどにしているだろ?」

「本当に、胡散臭くて詐欺師みたいね」

「口が過ぎんぞ、ぽっちゃりエルフっ」

「はぁ!?」


 何故か、ヴィーロとミラがいつものようにじゃれ合いを始めた。確かに礼服を着ているヴィーロはかなり胡散臭いが、それを口に出すのはミラくらいだ。そのミラもぽっちゃりとは言われるけど、人族としては普通だ。他のエルフはもっと細いだけで。


「皆、揃っているな」

 そうしていると扉が開いて、四十代後半ほどの目つきの鋭い男性が応接室に入ってきた。彼は謁見の時も陛下の傍らで私たちをジッと注視していた。

 宰相のメルローズ辺境伯……。精霊が言っていた、私の桃色の髪の元になったメルローズ家の人間だ。

 それはすなわち、私のお母さんと血縁者である可能性がある人物で、私がずっと関わることを避けてきた人だった。

「座ったままで良い」

 立ち上がろうとする私たちを席に戻して、宰相は私の顔と髪を見て一秒か二秒目を瞑ると、すぐに空いていた一人掛けのソファに腰を下ろした。

「本題の前に礼を言わせてもらう」


   ***


「――この度は、急な依頼を受けてもらい感謝する。陛下からも充分な褒賞を与えるように申しつかっている」

「礼を言われることではありません。こちらの仲間もそこにいたのだから、我らを選んでくれて、こちらこそ感謝している」


 宰相、ベルト・ファ・メルローズの言葉に、虹色の剣のドルトンが外行きの言葉を使って頭を下げた。

 彼らほど信頼が置ける冒険者も滅多にいない。ドルトンたちは本当にベルトの期待通りの仕事をしてくれた。宰相としてのベルトの期待だけでなく、ベルト個人の望みとして、王女だけでなくこの〝少女〟も連れ帰ってきてくれたのだから。


 アリア・レイトーン男爵令嬢。単独で王女を守り抜き、その威名は裏社会にも轟き、この若さで信じられないことに、ランク5にもなる竜殺しの少女だ。

 以前から報告があった桃色髪(ピンクブロンド)の少女。報告で容姿は聞いていた。遠くから見たこともあった。だが、間近で見たのは謁見のときが最初であり、目を合わせるのはこれが初めてだった。

 ベルトは驚いていた。面立ちも髪の色も、駆け落ちして亡くなった末娘の面影を色濃く残していたからだ。

 その瞳だけは娘とは違う。その瞳の色は、ベルトと同じ翡翠色の瞳だった。

 それだけでも血の繋がりを感じずにはいられない。やはり、あの孤児院でアーリシアと名乗った少女は、孫娘ではなかったのだ。

 だが、あの娘は今、王太子や王弟、神殿長の孫とも懇意にしていると聞く。ただ怪しいというだけで排除をしようものなら、王太子と王弟は王家派から離れ、この国はさらに乱れることになる。

 それと、ベルトの直感だけで、今更メルローズの分家であるメルシス家との養子縁組を解消することは難しい。今、目の前にいるアリアという少女が、本物のアーリシアだと判明しない限り……。


「アリアと言ったか。此度はご苦労であった」

「ありがとうございます、宰相閣下」

 ベルトの言葉にアリアも返すが、その声もベルトの娘とよく似ていて、思わず想いがこみ上げた。この少女が、これほどの力を得るには、どれほどの逆境と苦労があったのだろうか。

「……陛下よりお褒めの言葉と共に、宝物庫から魔導具を一つ与えると仰った。認識を曖昧にする物だが強い力はない。おそらくは肌で強さを察することができない、愚か者(・・・)の鑑定を曖昧にする程度の物だ。……この意味が分かるか?」

「はい」


 ランク5や4なら鑑定をせずともアリアの強さを察することができるだろう。だが、鑑定だけを覚えた者や、鑑定水晶を使う者なら彼女の力を理解できなくなり、愚か者が王女を狙おうとするなら、まず邪魔な彼女を狙うことになる。

 陛下はそれを与えることで、アリアを囮とした。王女の身の安全を考えるのなら、護衛であるアリアの強さを誇示したほうがいい。だが、状況が切迫すれば無謀な手段で王女を狙うこともあるだろう。

 その時にアリアの力が分からなければ、邪魔な彼女から排除することを考える。

 陛下は、娘可愛さにアリアを囮とすることを選んだのだ。ベルトもこんな物を孫かもしれない少女に渡したくはない。

 だが、アリアが母である娘と同じ気質なら、自分の身を挺してでも王女を護ろうとするはずだ。


「その力はどこで身につけた?」

「冒険者ヴィーロや養母(はは)から学びました」

「元孤児だと聞いたが、魔術はどこで覚えた?」

「ほぼ独学です。学園でも習えました」

「孤児なら……何か親の〝形見〟を持っていないのか?」

「…………」

 ベルトの最後の問いにアリアの目がわずかに細められた。そしてベルトは、その様子でアリアが『指輪(形見)』を持っているのだと確信した。

 それをアリアが認めればすぐにメルローズ家に迎えることができる。ただ一言だけ、ベルトを『お祖父様』と呼んでくれたら、ベルトは全力で彼女を家に迎えるために動き出すだろう。

 家から出したくないのなら、孫のミハイルと婚約させても良い。だが、強引に事を進めれば、今のアリアはたった一人でも、貴族の力を振り切ってこの国を出奔できる実力があった。


「……私は、冒険者のアリアです。宰相閣下(・・・・)

「……そうか」

 その言葉を聞いてベルトは、自分の娘と同じようにアリアも自分の決めた道を進むのだと、そう聞こえた。


   ***


『――グォオオオオオ……』


 ズズンッ……と重たい音を立てて最後のオーガが崩れ落ちると、わずかな静寂が満たした空間に、人の声が流れ始めた。

「……やった」

「倒したのか……」

「……勝てた。勝ったぞっ!!」

 その声を皮切りに生き残った騎士や兵士たちから歓声が湧き上がる。だが、その声は勝利の声ではなく、生き残れたことへの安堵の叫びに聞こえた。


 王太子エルヴァンと王弟アモルによって大規模ダンジョンの攻略が行われた。

 それには聖教会の神殿長である法衣男爵の孫ナサニタルが、聖教会からの全面的な協力を得ることでそれを可能とした。

 以前、エルヴァンとアモルがダンジョンへ赴いたときには、それを貴族派に知られないためにもごく少数で、冒険者の手を借りて攻略した。

 だが今回は、その秘匿性を聖教会が行うことで、第二騎士団五十名と、それを補佐する兵士三十名、そしてエルヴァンたちが連れてきた従者も含めて、百名近い規模で行われたのだ。


 だが結果として、ダンジョン探索と魔物を倒すことに特化した冒険者を使わなかったことで、裏道である七十階層から最下層に降りるまでに、十七名の犠牲者を出した。

 そして最下層にはランク6の守護者こそいなかったが、ランク5と思しき戦闘力1500を超えるオーガの変異種が十体待ち構えていた。

 エルヴァンたちは短期決戦ではなく作戦を立て、体力を少しずつ削ることで勝利を得ようとしたが、五十時間に及ぶ死闘のすえ、さらに多くの犠牲者を出してようやく勝利をもぎ取った。

 第二騎士団は、以前王太子を狙った貴族派騎士の裏切りを許したこともあり、どれだけ犠牲を出しても、王太子や王弟の信頼を回復しなければいけなかった。

 聖教会に関しては神殿長やナサニタルの思惑というよりも、ダンジョンの精霊から得られる【加護(ギフト)】に関心があるように思われた。


 このダンジョンは強い加護を得られない、王家の者が潜ることはないダンジョンだ。だが、その代わりに精霊の気質は穏やかで、多くの者が【加護(ギフト)】を得られると伝えられていた。

 そしてオーガを倒した直後、求める〝欲望〟がある四人の男女が一斉にダンジョンの精霊に呼ばれ、次の瞬間、同じ場所に戻された。

 その中で、乙女ゲームの〝知識〟を得た少女は、ヒロインと同じように王都近くの大規模ダンジョンにて精霊と出会い、ヒロインと違う【加護(ギフト)】を得た。


「……あは♪」

 その歪んだ笑みを誰にも見られることなく、少女は鑑定水晶を使い自分の能力を確認する。


 ――【加護(ギフト):魅惑】――


「……なぜ」

 そして、エルヴァンもダンジョンの精霊に呼ばれ、その精霊が発した嘲るような言葉と、自分が得た【加護(ギフト)】に戸惑いを隠せないでいた。


《――あなたたちの心のまま、ふさわしい力を与えましょう――》


 その【加護(ギフト)】は……アモルの前の王弟で、最初に加護を得たことで早世した、叔父の力と同じものであった。



宰相がアリアを孫娘だと確信したことで少しずつ状況も変わります。

偽ヒロインが得た能力は定番ですね。定番ですが、少し変わった感じにしたいと思います。

報償の話は、長くなったので全部次回に回しました。


次回も、第一巻ありがとう土日更新です。



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